2014年8月8日金曜日
「きゃっきゃ」
『DayDreamDays Minoru Hiratani Exhibition 2014.7.28(mon)~8.15(fri)』
DOLL、ドール、人形、ぬいぐるみ…。平谷氏の創るこれらの作品たちは、元々洋服屋に勤めていたとき、ジーンズの裾上げの時に出る端切れなんかをなんとかできないかと、あれこれ創っていた時になにかに導かれるようにできたもの。初めて一体目ができあがった時の、創作トリップ具合というか、導かれ具合はそりゃ凄まじいものであった、とアーティスト自身も語っておりました。が、なんだかこの呪術的でサイケデリックなドールたちの表情を見ればそれは自ずと納得できようというもの。ぬいぐるみによっては生地の色を染めたり抜いたり、そしてそれをまた抜いて染めたりと、いったん創作の渦に入り込んだらなかなかもう抜けられないものらしく。よく見ると耳が両方で違ってたり、僕なんかは“自由”なんて陳腐な言葉が浮かんでしまうのですが、それより何より、生まれて半年になる赤ん坊をこのドール(特に左の子)に近づけると、まるで彼を親しい友人であるかのように「きゃっきゃ」と笑って何やら会話をしていて。何よりそれがいちばん素晴らしい何かを表しているように思えてならないのです。※オーダー制:3万円+TAX
2014年8月6日水曜日
宮崎繋がり
『DayDreamDays Minoru Hiratani Exhibition 2014.7.28(mon)~8.15(fri)』
さてさて。展示会の途中ですが、ここでまたまたCMでございます。宮崎繋がりということでお許しください。もううちの店の常連様はご存知の、なんと宮崎で一本一本作られるオーガニックハーブソルト『アイキスパイス』の再入荷でございます。化学調味料、添加物はいっさい使用せず、オリジナルは21種、イタリアンは10種のハーブとスパイス、そしてヒマラヤ岩塩をブレンドした優れもの。肉料理よろしく、スープよろしく、はたまたサラダにパスタによろしく。決して出しゃばりすぎず、素材という主役を上手に助けながらほんのりと優しく香る、まるで往年のリノ・ヴァンチュラを思わせる名脇役(『冒険者たち』参照)。気がつけば「サッ」と一振り二振り、マジカルな魅力を発揮する無敵のスパイス。お値段は596円でございます。以後、お見知りおきを。
2014年8月5日火曜日
穏やかさ
『DayDreamDays Minoru Hiratani Exhibition 2014.7.28(mon)~8.15(fri)』
ええと、たまにはアー写、いわゆるアーティスト写真でも。彼こそが今回の展示会での創り手である平谷穣君であります。あまり普段は写真なんかは出さないそうなのですが、僕がこのビートルズTを着つつぬいぐるみを創っている写真がいたく気に入りまして、まぁそれじゃとOKをもらいました。ちょっとこのイカツイ感じでありながらも、ぬいぐるみを創っている姿がすでにヤバし、ですよね。洋服のデザイン、ドローイングなんかも手がける、文字通りのアーティスト。あのナンバーナインも認めたパンキッシュなイカした創り手。こんな熊本の片隅の店で展示会をしてくれてますが、そのうちにアメリカだかどっかの世界で認められちゃって、もう手が届かなくなっちゃうかもしれぬ、いや、そうであってほしい、そうあらねばならぬのだ…なんですが、ご本人はとてもシャイで無骨無頼ながらも、とても宮崎的な穏やかさを持った、細やかな方であります。というか、この写真の感じとかセンスにピンときた方はぜひ今回の展示会に来てほしいですね。
2014年8月4日月曜日
少数派
『DayDreamDays Minoru Hiratani Exhibition 2014.7.28(mon)~8.15(fri)』
こんな感じのTシャツも入荷しています。平谷氏が数年前のコレクションで創ったもので、胸元には“UNCIVILIZED TRIBES FUCKIN’ ART“の文字。つまりは“未開拓の部族”。例えば中南米やアフリカ等の未だ発見されていない未開拓の部族と、ファッションの世界での自分たちのコアな立場をシンクロさせたシンボライズなTシャツであります。…まぁなんていうんですか、あくまで私見ですが、どうやったって、逆立ちしたって、アーティストたるもの少数派で。いや、そうあるべきで。壁に卵が投げられたのならば、すべからく卵の立場に立つべきで(もちろんこれ村上春樹氏の引用ですけども)。そしてそんなアーティストを支持するのが僕らであれば、その僕らだって少数派であるはずで。そういう意味ではこの店だって完全な少数派でして。そんな狭い世界でどうあがいて闘っていくのか、どう負け続け、たまに勝ったりするのか。みたいなことをこの僕でさえ、考えるのでありますね。…あ、ところで、今週末あたりにはこの展示会のために創ったオリジナルの、レアでとんがったTシャツが届けられるとか届けられないとか。まぁ少数派のみなさまも、ぜひ楽しみにしていてくださいね。※7500円+TAX
2014年8月3日日曜日
「つくラー」
『DayDreamDays Minoru Hiratani Exhibition 2014.7.28(mon)~8.15(fri)』
ええと展示会中ですが、全国にいるであろう東京は国分寺の『つくし文具』ファン、いわゆる「つくラー」の方々のためにご報告です。在庫切れしていた「つくしペンケース」「つくし定規」などなどが再入荷しました。…いや、つい先日も高校二年生の聡明でまじめそうな、メガネをかけた痩せた男の子がネットで「つくしペンケース」を見てほしくなり、熊本の取り扱い店でうちを知って来てくれてですね。もうね、ヤサぐれたおっちゃん(って僕のことですけど)はなんか感動しましたよ。だってクソ暑いなか自転車で、ですよ。しかも午前中に来てくれて、これから夜の8時まで塾だというんです。だからおっちゃんは「…おいおい、そんなに勉強すると逆に頭堅なるわ。ほらほら、これでリフレッシュや」なんていいながら、こっそりビニ本をプレゼントしました。…というのはもちろん日曜の朝のウソですが、自転車が好きなようで、うちにある「FELT」のグリドロックを見つけては目を爛々と輝かせるので、「乗って、ええんやで」というと、嬉しそうにふらふらと乗りこなしてました。ああ、あの子、元気かな。頑張って生き抜けよ、少年。ということで、世の夏休みにも関わらず、今日も営業しております。
2014年8月2日土曜日
寝坊
『DayDreamDays Minoru Hiratani Exhibition 2014.7.28(mon)~8.15(fri)』
クレイジィでマッドなドールを小脇に抱えた男が着ているのは、ダークな写真のテイストとは真逆の爽やかなチュニック。ここで、はたまた創り手であるアーティスト平谷氏のコメントを。「こっちはどっちかというとブルックスブラザーズとかラルフローレンなんかの、いわゆるアメリカンIVYっぽい感じの生地ですね。ストライプだし、ちょっと夏っぽい感じで、これでチュニックを創ったら今の季節ちょうどいいかなと思って。ほら、もう一方のネル生地のものとはまったく違うテイストで、その対比も面白いかなぁって」。うん、確かに着心地もサラリとしてて、とても気持ちいいです。写真では細身のパンツと合わせてますが、ショーツというか短パンと合わせてもいいですよねー。個人的に襟無しのチュニックで好きなのは、鎖骨がチラリと見えたり見えなかったりするエロティックなところ。まぁそんなヨロコビは自分だけでしょうけども。…はぁ今日は寝坊しました。(photo:hisatomo.eto)※17000円+TAX(size S、M、L)
2014年8月1日金曜日
ネルプリント
『DayDreamDays Minoru Hiratani Exhibition 2014.7.28(mon)~8.15(fri)』
真っ赤なサイケデリックベアを物憂げに眺めながら、バックに佇むシュールなドローイングとシンクロした男の纏う服。それはネルプリントのチュニック。ということで、以下、創り手であるアーティスト平谷氏のこのチュニックに対するコメントをお届けしましょう。「ネルプリントって個人的に昔から好きで。なかでもこれは50年代…いや、60年代かな、うん、たぶん60年代にネルプリントされた生地ですね。あのうー、生地の裏を見てもらうとわかるんですけど、プリントが裏まで写りこんでないんです。これが70年代になるとプリント技術が進んで裏まで写っちゃう。これ、どういうことかというと、70年代の方が色落ちしにくいということなんです。でも僕は逆に60年代の、洗い込んでいくと色合いとか風合いが変化していく方が好きなんスよね。だから敢えてこの生地で創りました。こういう生地って今はなかなか見つからないんですけどね」。ふーむ。こういう創り手の想いの籠った話を聞いてるとしみじみ愉しいのは僕だけでしょうか。ということでみなさん、ぜひ裏生地を見に来て下さいね。(photo:hisatomo.eto)※17000円+TAX(size S、M、L=sold)
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