2013年7月29日月曜日

アイキスパイス

今回は宮崎の『アイキスパイス』をご紹介。



さまざまな種類のハーブとヒマラヤレッド岩塩をミックスしたスパイスソルト。
化学調味料、添加物不使用、すべてオーガニック原材料を使用し、宮崎で一本一本手作りされています。

当店で入荷しているのは21種類のハーブを使った「オリジナル」と10種類のハーブを使った「イタリアン」。瓶詰め(40g)と袋詰め(50g)があり、いずれも480円です。



肉料理、じゃがいも料理、サラダ、何に振りかけてもよく、どの料理にもちょっと「おっ」というような彩りを舌に与えてくれます。「オリジナル」の方が21種のハーブということでもっと彩り鮮やかになるかというと、どうしてどうして。「イタリアン」の方もセロリの風味が効いてとっても美味しい。どちらも捨てがたい風味を持っています。


ちなみにアイキスパイスにはひとつの商品に39円の寄付金がついており、収益金は開発途上国の子どもたちのために活動を行うチャリティプロジェクトである国際協力団体「WORLD GARDEN」の活動資金として使われるそう。

ま、何はともあれ、ご自分の舌で確かめてもらいたいと、レジ横にお試し袋を置いていますので、ご自由にお取りください。



と、今日のお昼、最近凝っている「レンズ豆のサラダ」に一振り、二振り、三振りかけると、「うーんこれはこれは・・・」と頷けるオリジナルな味に。本当に美味しいです、これは。


2013年7月27日土曜日

雲のうえ

「雲のうえ」という情報誌をご存知でしょうか。



この表紙に「ピン」と来たひとなら、なんだか勝手に友達になれそうな気がします。

これは北九州市が出しているハイブロウな情報誌。
昔から変わらない立ち飲みの「角打ち」を特集したり、北九州のおすすめのラーメンを特集したり、地元の市場を紹介したり・・・。北九州をいろんな角度から切り取って紹介しています。今回はなぜか「デコチャリ」・・・。最高です。



「市が出している冊子なのに、なぜにこんなにセンスがいいのか」と調べてみると、それもそのはず、作っているのは『クウネル』のアートディレクター有山達也さんや、画家の牧野伊佐夫さん。素晴らしい。

自分が東京にいた頃、「そろそろ地方から、地方ならではの面白い冊子が出てくるんじゃないかなぁ」と思っていろいろ探していたら、偶然発見したのがこの冊子を知るきっかけです。考えてみれば当たり前だけど、いろんな街があっていろんな人がいていろんな暮らしがあって。さまざまな人たちの日々の暮らしを垣間みるのは、なんかこう、同じ地平に生きている実感があって嬉しいこと。というか、北九州っていいとこだし!! 素晴らしい商店街が生きてて。

だいたいは北九州の空港やホテルに置いてある情報誌ですが、市の方に連絡してお店に置いてもらうことにしました。もちろんフリーですので、ご自由に持っていってください。



2013年7月26日金曜日

4つの飲み物

現在お店では、お客様にいくつかの飲み物をお出ししています。
4つの飲み物から選んでいただくシステムです。



まずは山都町『本田農園』のゆずジュース。
無農薬で作られた柚子の果汁とはちみつで作った「ゆずみつ」を水で割ったものです。
これは本当にフレッシュで美味しい。




そして『ごぼう茶』。有機栽培された国内産のごぼうを皮ごと使ったお茶。
体の免疫力を高めるサポニンやむくみ防止のイヌリンを含んだ体に優しいお茶です。
ごぼうの香ばしい香りがいかにも体に良い感じ。




次が個人的におすすめの『玄黒茶』。無農薬で自然栽培された米をじっくり焙煎したもの。昔から黒炒りした玄米は冷え防止に良いとされているのだとか。
麦茶よりもクセがなく、いがみもまったくなくて本当におすすめです。





そして定番の「チコリコーヒー」。オーガニックに育てられたチコリの根などを使ったノンカフェインのコーヒーです。すっきりして飲みやすい。



どの飲み物もおすすめです。もちろんお店に置いていますので、気に入った方はぜひスタッフにお声かけください。よろしくお願いします。



2013年7月24日水曜日

ハンドメイドの布草履

手作りの布草履も続々と入荷しています。



浴衣などの布を細く裂いて、一個一個手作りされた布草履。

肌触りも良いので気持ちよく、汗を吸ってくれるので、今の季節に最適で、履きだすとやめられなくなります。



カラーもたくさんあって、男性用、女性用、お子さん用まで幅広くサイズもそろっています。洗濯も可能なので、永く使えるのも良い所。実はうちのスタッフも作り方を習って、たまに制作しています。



ずっと使っていると「くたー」となって、それはそれで愛着が湧いてきてかわいい。贈り物にもいいかもしれませんね。

2013年7月23日火曜日

『マンドレイク』のカットソー

以前アップした神戸の『マンドレイク』より、心地よい生地のカットソーが数種類入荷しています。


まずは「リヨセル」のカットソー。「リヨセル」とは、ブラジルで計画植林された「ユーカリの木」を原料に作られているエコロジカルな新天然繊維素材のこと。



 えーと、聞いた所によると、「ユーカリの木」はコアラの大好物としておなじみですが、その木は成長が早いので、耕地面積が少なくてすみ、(同じ量の綿布を作る場合に必要とされる綿畑の10分の1)しかも計画植林された樹を使用しているので自然環境に大きな負荷をかけないのだとか。
 ブラジルで計画植林された「ユーカリの木」は、パルプにされ、欧州のオーストリアに運ばれ、ここで原綿が生産されますが、工場内は完全リサイクルで公害ゼロ。 原料となるユーカリ木材から糸に加工された繊維のため、最終的には自然へと還る(生分解できる)エコロジカルな素材だそうです。

 さらさらとしていて着心地がほんとに良く、ベタつかないので、特にこの季節にぴったりの一枚です。丈がちょっと短めで、袖は七分丈、全体的にフワっとしたシルエットなので、ルーズ目なパンツと合わせてみてもいいかもしれません。カラーはホワイトのネイビーの2色、価格は8500円です。

 次は「Zimbabwe cotton(ジンバブエ・コットン)」のカットソー。



 この生地の原料は南アフリカ、ジンバブエ共和国の標高2000mの高地で栽培されています。現地は昼と夜の温度差が大きいため、病虫害の発生が抑えられ、殺虫剤や枯葉剤などの農薬がほとんど必要ないのだとか。そのため人に、そして環境に優しい素材といえます。しかも機械ではなく人の手によって摘まれているので、繊維の損傷が少なく強い糸を作ることが可能となり、洗濯や多頻度の着用に真価を発揮。独特なナチュラルな表情も特徴の一つです。

 こちらは「リヨセル」よりも確かに幾分しっかり目の生地。マッサージのユニフォームとしてスタッフが着ているのですが、柔らかい素材なので動きやすいと好評。半袖で、丈が長めなので、ちょっと細めのパンツと合わせることも多いみたいです。こちらの生地は長袖でタイトなタイプもあります。こちらの場合は秋でもいけそうですね。




カラーは半袖、長袖ともホワイト、ブルー、ブラック、ブラウンの4色で8800円。洗濯のときはいずれもネットに入れて洗った方が良いようです。

「リヨセル」「ジンバブエ・コットン」。ともに自分たちで試してみて、とても心地よいので、ぜひお勧めしたい商品です。お店でその肌触りを試してみてください。











2013年7月16日火曜日

『ウスカバード』のアクセサリー


アクセサリー、入荷してます。


これは京都の『ウスカバード』というブランドのもの。インド、ネパール、タイで集めた天然石やアンティークビーズを使ったネックレス、ブレスレット、アンクレット・・・。


 そもそもこのお店との出会いは、先日の仕入れ旅行で最後に京都に寄った時。

以前から一度行きたかった『恵文社』に行ってみたら、たまたま展示会をされていたのがきっかけです。ちょうどアンクレットが切れ、探していたので、「これはこれは」と思って購入したというわけで。お店の方もどこかしら“放浪の香り”をさせながらも、「自然な距離感」を感じさせる方で。・・・まぁ何か、うまが合ったのかもしれませんね。


いろんな石を使って作られているのですが、フックの所、紐の選び方等、どれも細かく手作りされてあるのがわかると思います。まず、その“繊細な手仕事ぶり”はこのブランドの特徴だと思います。

ただ何より個人的には、アジアンなテイストを感じさせながらも“民族的”な方向に行き過ぎず、あくまで“自然な感じ”が出ているのがいいなぁと感じています。そこら辺の、“いいあんばい”を分かっている感じがすごいなぁと。

例えばアクセサリーって、本当に単純に言えば、「石と紐」さえあればできるかもしれなくて、だからこそ作り手のセンスが丸ごとでるもの。どんな珍しい石を使っていても、なんだか「これみよがし」すぎる感じは嫌だし、だからってあまりにざっかけな感じも・・・。ということで、実はなかなかその“いいあんばい”なセンスを分かっているアジアンアクセサリーってない気がするわけです。



値段的にも三千円くらいからあるので、その辺も“いいあんばい”かと。ぜひぜひ一度見に来てください。






2013年7月13日土曜日

4th anniversary







日頃は、当店をご愛好いただきまして、誠にありがとうございます。

foot+body salon MUは4周年を迎えることができました。

熊本でも数少ない『若石健康法』の施術をうけられるお店として
オープンしました。
この4年間毎週通ってくださっているお客様や
痛い!痛い!といいながらも、ご来店いただくお客様のおかげです。

私たちは本当に足が好きです。

中には、「足を触ってもらうなんて、申し訳ない、、、」
というお客様もいらっしゃいますが、とんでもない。

毎日毎日使われている疲れた足を私たちに出してください。

そして、足に興味を持っていただいて、毎日足の変化をご自身でも
感じていただきたい!!
そんな想いで揉んでいます。

今回、4周年を迎えるにあたり、お時間を作ってご来店いただく皆様に
少しづつですが、私たちが実際に使ってよかったものや美味しかったものなどを
ご紹介できたらとおもい、雑貨や食料品も増やしました。

楽しんでいただけたらいいなと思います。

これからも、ゆっくりと足もみを続けていきますので、
今後ともよろしくお願いいたします。


foot+body salon MU
スタッフ一同より



4th anniversaryキャンペーンのお知らせ

1)若石健康法30分+整体60分
   若石健康法60分+整体40分    (通常4,800円)   4,000円

2)整体60分+ヘッドマッサージ15分 (通常4,000円)   3,000円

※おひとり様各メニュー1回限りとさせていただきます
※2013年9月1日(日)まで







2013年7月7日日曜日

神戸の『マンドレイク』

岡山出張の後、実は神戸にも足を伸ばし。

目的のひとつは『マンドレイク』というお店に行くこと。



アフリカのバティックという鮮やかな布を使った傘や、パンツを作っているお店と聞いて、伺ってみようと。




アフリカのものを扱っている店と言えば、大抵はもういたるところにアフリカの楽器やら雑貨やらが所狭しと置いてある、“血が濃い”民族雑貨店のような店が多いのですが(それはそれで好きなんですけど)、この『マンドレイク』はちょっと趣が違うようで。

バティックもの以外にもシンプルで心地良さそうな生地のオリジナルの服があったり、ヨーロッパから仕入れたアンティークの雑貨があったり。



「アフリカという国に特別強い思い入れがあるというより、いろんな国のものに触れていたら、たまたまアフリカのバティックに出会った感じ」というオーナーの言葉通りの品揃えと店作り。なんかその正直で自然な感じがすごく好感持てるというか、“ゆるさ”みたいなものに共感したというか、なによりそのビビッドな色合いを毎日の生活に取り入れるのもいいじゃん、ということから、その場でお取り引きをお願いしました。傘、ステテコ、ヘアバンド。もうすでに気に入って、お店でつけてたり。





いや、これまた楽しみです。

『マンドレイク』 神戸市中央区海岸通1-2-8第三萬利ビル1階101号室







2013年7月6日土曜日

店内に設置するシェルフを準備。



購入したのは知り合いがやってる、阿蘇駅近くのリサイクルショップ『ONE PLUS ONE』

なんでもどこかの図書館にあったものらしく、かなりの年代物のようで。



最初は汚れ、草臥れていて、「だいじょうぶなのかなぁ」と心配しましたが、スタッフ同士で丁寧に拭いて、「カタ、コト。トン、カン。」と補修してあげていると・・・おやおや、不思議と愛着が湧いてくるもので。




よく見ると誰かが、いつか書いた落書きがあったり、学校の名前が彫ってあったり。・・・そういえば、自分がいた小学校が廃校になる時、なんだか悲しくなって学校に忍び込んで落書きをしたことを思い出したり。





と、軽くオイル塗装をしてあげて、終了。お店に来た方は、愛でてあげてくださいね。

2013年7月1日月曜日

岡山

出張で岡山へ。





自分が岡山へ初めて行ったのは、数年前。
熊本の地方紙の取材で、岡山市内と倉敷を観光協会の方々とともに周り、おすすめのお店なんかを紹介してもらいました。

その時から岡山を気に入ってしまい、現在に至ります。
そもそも熊本に住んでいる自分が、なぜ縁もゆかりもない「岡山」という土地にピンポイントに惹かれるのか。
今回の出張はそれを確かめるための旅でもありました。






前回も書いた、独自のセンスで全国の器を紹介する『アートスペース油亀』
地元児島から出てきた古道具をアヴァンギャルドに展開する『womb brocante(ウームブロカント)』
もはや雑貨店という枠を超え、ひとつのメディアとなって、全国の手仕事をつぶさに、丁寧に追いかける『倉敷意匠計画室』の『アチブランチ』
オリジナルのノートをはじめ、行けば必ず何かを買いたくなる『富士商店』
・・・などなど、もちろんまだまだあるのでしょうが、これらの店に行くだけでも十分交通費の元は取れる、と確信できる数々のショップがあるのはやはり魅力のひとつ。














ただ、それだけではなく、今回痛切に感じたのは、岡山という場所の(特に倉敷という場所の)、“絶妙な生活感”のようなもの。観光地でありながら、地元の人々の生活が所々に息づいていて、とても自然に観光地と地元の人々が繫がっているあの感じ。そこが素晴らしいなと。その心地よさこそを、この地から自分は前から感じ取っていたのかもしれない、と。





倉敷のど真ん中にある焼き鳥屋さんに「観光地だから高いのかな・・・」なんて心配して入ったら、地元の人たちで満員で安くて美味しいし、古い家屋を上手に使った店が多くてなんだかほっとするし。歴史を感じさせる建物がズラリと立ち並ぶなかで、庶民の生活がいちいち感じられるから、旅行者も身近な気持ちで街に接することができるというか(ほら、へたに観光地に行くと、モノや食べ物がいやに高かったりして、いかにも必要以上に観光客として扱われて、なんだか頬をはたかれるような感覚ってあるじゃないですか。あれがないんですよね)。

あと、これは個人的な感覚かもしれないけど、どこの店でも看板が茶目っ気があっていちいちかわいい。だから、歩いててぜんぜん飽きない。これも岡山を気に入った理由のひとつかもしれません。













あるひとつの店が、モノやサービスを提供するだけではなくて、とある土地を気に入って紹介したり、薦める。それはちょっと不思議なことかもしれませんが、考えてみるととても自然なことのようにも思えます。どんな人だって一足外に出れば旅行者なのだし、自分と肌の合うような心地よい場所を求め、彷徨うこと(そして時にそこに移り住んだりさえすること)は、たぶんこれからいろんな人にとって、もっと必要になっていく気がするからです。