2014年9月30日火曜日

ユルく迷いつつ




『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16~
 さてさて。気がつけば今年もあと3ヶ月。早いですねー。時々お客様から「今後の展示会の情報を教えといてほしい。財布を締めて待っておくから」というご意見をいただきます。分かります。甚だ理解できます。「あれを買ったからこれを買えない」というのは、いち庶民としての証のようなもの。ということで、簡単に今後のスケジュールを言っておきますと、今の「裏・そら植」が10月の二週目あたりまで(たぶん)。そんで次はむっちゃかわいい「アクセサリー」の展示。うちのセンスが好みのひとは絶対大丈夫だと思うんだけどなぁ(たぶん)。そんで11月から「革もの」のお披露目。これも間違いなしなはずなんだけどなぁ(たぶん)。そんで次が「玉木新雌さん」の冬もの展示。ストールやら服やら。もうこれは外れなしね。そんで最後が器。うちの店がチョイスした作家の「合同器展」でフィナーレと。ま、予定は未定、人生はユルく迷いつつアソビある方が佳しの人間なので分かりませんが。それでは今日も裏腹な植物たちとともにお待ちしております。※ブリージアグッタータ 3750円+TAX

2014年9月27日土曜日

『おっぱいプランツ』


『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16~ 
『おっぱいプランツ』。彼女こそ、今回の『裏・そら植物園』の展示会が行われる引き金にもなった重要植物。そもそもこの世には、食べると本当におっぱいが大きくなる植物が存在する。それは「プエラリア」というタイの山岳地帯にいる植物。清順さんがそれに似ている、この「ステファニア」を「偽おっぱいプランツ」と呼んだことから一躍人気プランツに。ま、だから言って見ればこの子たちは「偽おっぱい」なんですけどね。僕自身、一昨年福岡で行われた『そら植物園』の展示でこの植物を一目見て好きになり。清順さんにお会いした時も「おっぱいプランツ」についてアツく語りまくりました。僕は勝手にこの塊根の部分から「おっぱい」を連想して、そう呼ぶと思っていたのですが、違ったんですねぇ。暑くなると「おっぱい」から(違うって)ハートみたいなかわいい葉っぱがにょきにょきっと出てきます。冬になると枯れて「おばあちゃんのおっぱい」(だから違うって)みたくなってしまいます。本当は小さめの「おっぱい」が欲しかったのですが、さすがに人気ものなので、“Gカップ級”しか入荷できませんでした。す、すみません。「おっぱいのために動かない男などいない」「みんなおっぱいが好きなんやな」とは清順さんの金言であります。※左・ステファニアロツンダ 12500円+TAX/右・ステファニアベノサ 15000円+TAX

2014年9月26日金曜日

哀愁漂う生けっぷり




『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16~
 今回の展示会中、外の入り口にはオリジナルの鉢に盛られた多肉植物がたくさんディスプレイされています。これはすべて今回植物のメンテナンスを手伝ってもらっている、京町にあるお花屋さん『AYANAS』の寺原くんによるもの。鉢は前にポストした新鋭の作家・高木健多くん作。いわば『vertigo』×『AYANAS』のコラボ商品ですなぁ。…にしても、どうです。この色気と哀愁漂う生けっぷり。男性が生けるお花って、なんか“らしくて”好きですな。しかも鉢だって、写真じゃ伝わりにくいけども四角でなくて、なんとマル、○、まるーーー。作者健多くんによると、風船を利用して創ったとかなんとか言ってたなぁ。なんとまぁ新しい鉢でありましょうや。多肉は『そら植物園』のものではないので、鉢を含めて比較的お求めやすなっているかと。それでは見事な秋っぷり華金、みなさまをお待ちしております。※円柱鉢 3200円+TAX、四角鉢 2000円+TAX

2014年9月24日水曜日

“恋する惑星”植物




『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16~ 
 さて。続いている『裏・そら植物園』ですが、そろそろ店主オキニの真打ち植物でもご紹介しましょうかね。南アジア原産の「フィルミアナ・コロラータ」です。どうですどうです。この惑星みたいなゴツかわ剥き出しフォルム、にしてどうにもおもちゃみたいにソリッドな葉、そんでカクテルみたいにキュートな名前。たまんなくないですか。写真じゃ伝わり難いですが、体長35センチくらい。珍しいわりに案外育てやすいとうわさのこの子。なんかもうかわいくてかわいくてですね。今回数ある「裏・そら植」のなかでも一日一回は自然と目が合う(ってこの子に目があるのか謎だけども)まさしく“恋する惑星”植物。売れなきゃ個人的に引き取ろうかなぁ…と日々趣味丸出しに手入れを怠らない店主なのであります。※フィルミアナ・コロラータ 5900円+TAX

2014年9月23日火曜日

雑記(取材とかについて)




 最近よくひとから「いつも展示会をされていますよね。すごいですね」というようなことを言われる。でもその実、ひとが来ているかというとそうでもなく、だからまぁこういう文章も書けているわけで、正直いうと展示会によっては「うーん」という場合も少なくない。いや、ひらたくいうと、数字が取れないことも多々ある。というか、何より歯がゆいのは、こちらが思っているほどその商品の素晴らしさとか熱が伝わっていないのでは・・・ということだ。その想いをなんとか伝えようと、展示会のたんびに自分でDMを創ったり、あるときは映像を撮ってPVを創ったり、日々Facebookで更新したりするのだけども、どうも「伝わっている実感」が少ない。ずっしりと腹に来ない。これはやる側からすると本当にこたえる。萎える。いじける。そうやってビールの空き缶とワインの空き瓶が毎日毎日増えていく。まぁまだお店も一年目なので当たり前かもしれないけど、そろそろ「打ち出し方」を考えなければいけない時期かもしれない。

 「打ち出し方」といえば、そりゃまぁ取材についての話になるのかもしれない。オープンして、いくつか取材の話が来たけども、なんとかお断りしてきた。し、一度は地方のテレビの取材がなかば強引に入ろうとして、まさに突然目の前にカメラが回り始めたけど、それもなかば強引に蹴った(でもあれはとても失礼な取材方法だったといまでも思うし、いかにもテレビだから出ればいいじゃん的なノリに腹が立った)。結構友人とかお客様にも取材を受けないと公言してきたので、たぶんそれなりにそれなりな思われ方をしているのだろうなぁとぼんやり思う。

 ただ、ここでしっかり書いておくと、僕もこの仕事の以前は編集、ライターをやっていた人間だ。つまり取材を打診し、行う側だったということ。いろんなパターンの仕事があるけども、どうしてもどうしてもしたい仕事、やりたい企画、巻き込みたい人々、ということに対してはその熱を伝えようとあれこれやってきたし、ダメなら口説こうと何回も何回も通ってそのひとや店を好きになった。人に何かを伝えるのが仕事ならば、まずはその熱を相手に伝えて理解してもらうのが仕事のはじまりじゃないのかなぁとぼんやり思うのだ。これを傲慢と取るか頑固と取るか、そりゃそうだ当たり前に普通の話じゃんかと取るかはそれぞれだろうけども、僕には至極当然の話のように思える(そういえばいま展示会をやらせてもらっている『そら植物園』の清順さんも同じようなことを言っていたから嬉しかった)。といって、ただただ取材を受けたくらいでそうそう変わることもないのが結局は事実なのかもしれない。そこももしかすると取材をしていた側の人間なので、過度に何かを期待しすぎなのかもしれないなぁとも思う。

 でもまぁとにかくそんな頑なことを言っていると難しいこともあるということだ。わざわざひっそりとひとが集まらないような方法を取っているのだからそれは当たり前だ。その辺のバランスはとても難しい。それはあたかも、最初に煌びやかで確かな志を持った尖ったロックバンドが、売れるためにだんだん分かりやすくメロディアスになっていき、当初の尖りがなくなり丸ーくなって最初のコアなファンがガッカリする…みたいな構図に似ているのかもしれない(最近リチャード・アシュクロフト率いる「the verve」の初期をよく聴いているのでそのことばかり考える)。ま、なんにしても大切なのは、大事なキーワードはきっと「伝えること」だろうと思っている。それだけは分かっているつもりなのだけど。

「美人さん」




『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16~
 例えば清順さんのブログを読んでいると植物に対して普通に「美人さん」とか書いてあって、「ふうん、そんなものかな」なんて思っていたのだけれど、今回の展示でなんとなくそれが分かる気がしてきました。たしかにまったく同じ種類の植物がいくつかあっても、不思議とそれぞれ容姿や表情が違っていて。それは言って見れば、猫や犬と一緒かもしれません。ほら、たまに妙に色艶っぽい猫っているでしょう。どうも植物にもそれがあるようでして。「…だからなんだよ」と言われれば、そりゃまぁ、なんでもないのですが、動物や植物を飼う意味のようなものがもしもあるとすれば、その辺に関係があるようなないような気が個人的にしているんですよね。「他者との出会い」というか。そんなこんなで本日祝日。“グロかわ”な植物たちとみなさまをお待ちしております。※エケベリア 4200円+TAX

2014年9月22日月曜日

ぷにぷにっ子




『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16~
 じゃあ少しずつ植物たちをご紹介していきましょうか。なんだか「よもぎもち」のような、はたまたスライムのような、このだぶついた子。実際触ってもぷにぷにしてるこの子は『翠冠玉(すいかんぎょく)』といって、どうやらサボテンの一種のよう。調べてみるととても面白いのは、実はサボテンのくせしてあのトゲトゲがなく、そのかわりに毛を出すんだそうです。左の素鉢の方、白いの見えますか。これ、なんと毛なんですよね。うまく育つと毛が“もわっ、ぼわっ”となって、白い毛でもしゃもしゃになるみたいですね。アメリカの先住民たちはこのサボテンの種を薬として用い、なんかアヤシい幻覚作用があるとかないとか。まぁそんなこんなを抜きにしてもすんばらしくかわいい、ぷにぷにっ子です。※スイカンギョク(オリジナル鉢:3600円+TAX 素鉢:1600円+TAX)

2014年9月21日日曜日

見れば見るほど




『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16~
 はてさて。季節もどうやらすっかり秋めいて来ましたね。『裏・そら』の植物たちの意匠も最初とちょっと変わったのがお分かりでしょうか。京町にあるお花屋さん『AYANAS』の寺原君の力を借りて植木鉢を全部替えてみました。うーん、やはりプラの鉢とはずいぶんと趣が違ってきますな。そもそも植物たちの表情が変わっちゃいます。もうほんとに珍しい植物たちがたくさん来ており、見れば見るほど、目を凝らせば凝らすほど、その植物たちひとつひとつの細部が分かってきます。ので、狭い店内ですが、ぐるぐるぐる、じろじろじろ、うわっうわっうわっ(グロいの見て驚いてるところ)やりながら、とくと『裏・そら』の旅を愉しんでほしいと思います。はてさて。それでは日曜日なので、カエターノ・ヴェローゾ&ガル・コスタの『ドミンゴ』なんぞでもかけながら、みなさまを気怠くお待ちしております。

2014年9月20日土曜日

若きか細き漢(おとこ)




『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16~
 今回の『裏・そら植』展示会、ただただうちの店も指をくわえて待っていたわけじゃあありません。なんと、オリジナルの鉢を創ったんです。ざらざら、ゴツゴツした武骨さがありながら、どこかしらシャープなライン。だがしかし、決してくっきりきっかりとデザインの枠に押しはめるのではなく、できるだけ偶然の力やその時々の流れも考慮する。ああ、我ら自然とともに歩まんジャパニーズ…。創ってくれたのは新鋭の作家・高木健多くん。器のみでなく、さまざまなモノのデザイン、制作を手がけていくであろう、vertigo期待の若きか細き漢(おとこ)であります。入り口にずらりと並んだ彼の鉢に『そら植』の植物を植え替えることも可能です。これまでのうちの店のラインナップを気に入ってくれていたひとは、必ずやグッとくる作品じゃないかと勝手に自負しているのですが。はてさて。いかがでしょうかねぇ。※アロエディコトマ 3300円+TAX(鉢入り価格)

2014年9月19日金曜日

「未来少年コナン」




『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16〜
…ということで、これが『そら植物園』の西畠清順さん。DMにも使われている写真です。トレードマークのもしゃもしゃ髪(ちなみにパーマだそうです)、つぶらもつぶらな綺麗な瞳、写真のようにほんとに植物とお話ができそうな(たぶんまじでできると思う)いってみれば、まるで「未来少年コナン」のようなネイティヴフューチャーな快男児。実を言うと、うちの店をオープンしたときからこの『そら植物園』の展示を行うことは夢というか目標でした。一昨年に福岡の「イムズ」であった『そら植物園』展にももちろん行って「おっぱいプランツ」(というのがあるんですよ)を買ってきましたし、『そら植』が入った東京の『代々木ビレッジ』にももちろん足を運びました。ということで今回、オークス通り沿いの『モリコーネ』のリニューアルのお話を通じつつ、実際この企画が持ち上がって、東京で清順さんにお会いしたとき、そりゃあ熱く熱くそのことを語りました。偶然にも清順さんは以前、九州新幹線が開通する時の桜の企画で南阿蘇にて面白い出会いがあったらしく。熊本には縁というか、好印象をもたれていたんです。しかもすぐに熊本に来るという奇跡のスケジュールもあって。まぁそんなこんなの流れから今回の企画は動きだしたというわけでして。

“プラントハンター”の称号



『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16〜
 天上からアヤシ気な植物たちがグロかわいくぶらさがり、ようやくディスプレイも落ち着きつつあります。ご来店いただいたお客様からも「…お、なんかやっぱ店内『ナーセリー』っぽいかをり??」などとご好評いただいております。さて、では今回お世話になっている『そら植物園』の簡単な説明でも。『そら植物園』というのは西畠清順さんというひとのプロジェクトで、そもそもこの清順さんは幕末から150年続いている花と植木の卸問屋である『花宇』の五代目。そもそもこの『花宇』は先代から珍しい植物を扱うのが特徴のひとつだったそうですが、清順さんはそれに飽き足らず。日本全国、世界中を旅し、珍しい植物を見つけては集めつつ販売。“プラントハンター”の称号を得て、現在では植物を使ったさまざまな企画やプロジェクトを展開しているというわけです。僕はご本人にもお会いしましたが、とても熱くて鋭く、何より植物に対する愛があって、でもそれだけじゃなくて根本になにか”怒り”のマグマを持った、プライマルでスペシャルなひとでした。今回はさまざまなご縁があり、このプレエキシビションのため“裏っぽい植物“を清順さんに選んでもらったのです。

2014年9月16日火曜日

“グロかわ”




『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16〜
 さてさて。本日からであります。『裏・そら植物から始まる旅』。略して『裏・そら』。『そら植物園』の清順さんが世界中から集めてチョイスしたグロくてかわいい、略して“グロかわ”な珍しい植物たちが100鉢以上届いています。正直、昨日届いたばかりでディスプレイなど諸々追い付いていないのですが、こうしてパシャりと撮っただけでも“グロかわ”さが伝わるのではないでしょうか。本日から始まるプレエキシビションから、いわゆる“表”のエキシビション『そら植物から始まる旅』が行われる『TSUTAYA MUSIC CAFE MORRICONE』のリニューアルオープン(10月1日)まで。植物好きなひとたちはきっとほくほく顔でいられるはずです。いやぁ秋ですね。それではみなさま、爪の間に土を詰まらせながらも店主、お待ちしております。

2014年9月15日月曜日

『裏・そら植物園から始まる旅』




『裏・そら植物園から始まる旅』 2014.9.16〜
『そら植物園』。それはある漢(おとこ)の壮大なるひとつのプロジェクト。
「ひとのこころに木や苗を植える」こと。「植物からこの世界を垣間みて、何かに気づかされる」こと。「植物たちを決してファッションのみに捉えず、お互い共有・共存し合う」こと。西畠清順という人が、世界中を駆け回って集めた珍しい植物たちとともに行っているさまざまな試みは、いま世の中で注目を集めています。そんな『そら植物園』が10月にオークス通り沿いの『TSUTAYA MUSIC CAFE MORRICONE』にやってきます。そのプレエキシビションとして、アヤシくてグロい、でもだからこそちょっと引き寄せられる珍しい植物たちを、清順さんご自身に選んでもらいました。題して『裏・そら植物園から始まる旅』。どうぞみなさま、アヤシい植物の旅を愉しんでください。
…ということで、これが今回の展示会のDMです。雑誌『九州の食卓』のイラストでも活躍中の上妻勇太君による渾身の素晴らしきイラスト&デザイン。いやぁ、力入ってます。清順さんがアヤシい植物に何かを語りかけてますね。展示会は明日からですよ。どうぞよろしくお願いします。

「チアグマブレス」



 すっかり秋めいた日曜日。みなさまいかがお過ごしでしょうか。誕生日あけのこの日、僕は完全に二日酔い気味ですが、頑張ってこの原稿を書いておりまする。はい、これが巷でウワサのポケファスニューアイテム、「チアグマブレス」であります。カラーはホワイトとブラウン。刺繍されたチアフルなクマたちが所狭しとボンボンを振りまくり、みなさまの腕を人生を応援します。…うん、分かってますよ。売れ筋な商品では無さそうなのは。でもこういうのって、ひねくれものの店主としてはどうしても取り扱いしたくなるんですよ。来年の生産があるかどうかもわからぬ、このギリギリなブレスレット。お値段は3300円+TAXでございます。ひねくれもの同志なみなさま、どうぞよろしくお願いしまする。

2014年9月13日土曜日

にょ?




ネコレス(以下レ)「…なんか近々『vertigo』で植物の展示会するらしいにゃ」
チビくま(以下ビ)「へ? なんでまた。ぺろぺろぺろ」
レ「それが、なんとあの『そら植物園』の展示会らしい、にゃにゃにゃにゃにゃーーーー!!!!! ガルルルルルーーー!!!!!!(アニマル浜口モード)」
ビ「ええええ!!!!! そ、そらしょくぶつえん??・・・それってなあに?(…うーん、秋めいてるからガリガリ君じゃなくてバニラ系にすればよかったよ)」
レ「し、知らないの!!!『そら植物園』といえば、“プラントハンター”つって世界中の珍しい植物を集めて販売してる清順さんがやってるプロジェクトでしょーが。糸井さんの『ほぼ日』みてみろってんだ。南阿蘇にもたまに来てるってんだ。にゃ?」
ビ「あー、なんか聞いたことあるあるあるー。『情熱大陸』に出てた、あたまカリフラワーみたいなパプアニューギニアなひと。にしても、なんでまたそんなところを長嶺と保田窪の狭間にある小さな店が???…ぺろぺろれろれろ」
レ「ええと、まぁいろいろあるらしーんだけど、それはおいおいアナウンスされるんじゃ。なんかオークス通りの『モリコーネ』と関係あるらしいにゃ」
ビ「あー、なんか10月にリニューアルするっていう。11月にはピーター・バラカンさんも来るとウワサにょ?…にょ?ってなんなのよ」
レ「うん、とにかく、なんか楽しみだにゃー。ふふふ」
…はい。ということで、そうなんです。次の展示会は『そら植物園』です。それも題して『裏・そら植物園』。なんで「裏(うら)」なのか。なんかやましいのか?はたまたなんかエロいのか?その辺もおいおいポストしていきますにゃー。それでは今日もお待ちしておりまする。ふふふ。

2014年9月12日金曜日

流木



 ただいま店内のメインテーブルはこんな感じ。前回展示会をさせてもらったgajuさんのシルバーのアクセサリーをもうちょっとだけ置かせていただいております。gajuさんといえば海、ということで、天草から流木を持ってきてはディスプレイ。gaju作シルバーたちもなんだか喜んでいるようでございますよ。展示会で買いそびれた方、ぜひいらしてくださいね。実は次の展示会ももうすぐです。ぜんぜん準備追い付いてませんが。ええと、次回は「植物」。それもただの植物じゃなくて…いやはや、ほんと楽しみです。

2014年9月10日水曜日

一生懸命ボンボン振られると



 いやー、どうも最近疲れが取れない。この夏はそんなに暑い陽を浴びてもないのに、だるい疲れが後から後から攻めてくる。呑む前にウコン呑んでもやや効かず、酒を呑みながら水を呑みごまかしてもどうにもそんな自分がいやになる…。とまぁそんなお疲れ気味なあなたのために(ってもちろん全部僕のことですが)、はい、「チア柴バッチ」。ほらほら、この「はっ」とした顔で一生懸命ボンボン振られると「やれやれ」といいながら、今日いちにち乗り切れそうではないですか。ぜひデスクの脇に置き飾っては、会社の同僚に笑われてください。…あ、でも若い女の子には必ずやウケますけどね。ふふふ。

2014年9月9日火曜日

発酵と腐敗


 いやー悪そうですね。なんつってもクマの顔がお面みたく浮きだってますんでね。はい。「ポケファス」の「クマ菌バッチ」です。あまりに人相が悪いためか、新入荷してからこの子たちだけ、どーもうまくスタートダッシュが切れてません。ので、敢えてポストしてみました。いま世の中を騒がせておりますさまざまな菌ですが、ほんとはみんな敵じゃなくてですね。鰹節とかチーズとか食べ物に使われてる良い菌もいるんですよね。だから言い換えると白のバッチの方は「善玉菌クマバッチ」でしょうかね。みなさん、菌だからって怖い怖いと毛嫌いしないでくださいね。ほらほら、よく言いますよね。発酵と腐敗は紙一重。ま、いってみりゃ、おすぎとピーコ。…ん? いや、それ違わなくね? ま、いいですね。すみません。それでは今日もお待ちしております。

2014年9月8日月曜日

ショーケース



 さて。久方ぶりの更新となってしまいましたが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。店主は東京へ出張にいったりとなかなか忙しい日々を過ごしておりました。休み明けのポストはやはり「ポケファス」から。なぜかショーケースを設けつつ、新作を含めたコーナー展開をしております。いやー、たまりませんね。前から「ポケファス」でショーケースを埋め尽くしたかったんですよね。福岡でもここまでの取り揃えはないと一部で(ほんと小さな小さな一部ですけど)ウワサの「ポケファス」バッチ。ちょっとここ一時は彼らのポストを続けていきましょうかね。

2014年9月2日火曜日

お知らせ



 さて。ガジュラーの方々。シルバー好きな方々に朗報です。gajuさんの展示会は終わり、ディスプレイはなくなりましたが、シルバーの商品をもう少しばかり引き続き置かせていただいています。展示会中にお店に行けなかった方々は、ここぞとばかりにいらっしゃるのがよろしいかと。・・・もうひとつお知らせですが、明日から9月の7日まで、出張やらなにやらかにやらでお休みをいただきます。「なんだあの店主、展示会やら夏やら終わったと思ったら、もうバカンスかい。フランス人かってんだ。ケッ」なんて思わないでください。ほんとはイカの手か足かを借りたいほど、こう見えて忙しいんです。次にはなかなかデカいビッグプロジェクトも控えております。うちのお店の展示やら企画を楽しみにしている方々(というかそんな希有なひとがいればの話ですが)もう少々お待ちください。必ずや愉しい秋をみなさまにお届けします。…たぶん。(photo:新川芳朗)

2014年9月1日月曜日

Autumn Leaves



 ぽつねん…。盛大で広大なる展示会も終わり、雨ばっかりで洗濯物が乾かない奥様泣かせの夏休みも終わりを告げ。といいながら、ひさびさに学校に行ってみんなに会うのは嫌いなほうじゃなくて。なんだかんだいってオレって人好き?寂しがりやさん?だったら親になぜか感謝したくなるこの夏休み明け。なんだかなぁと思いながら、ひさしぶりにチェット・ベイカーの甘ったるくて温度のある歌声を聴きたくなって、レコード探すけど、いつものようにそれは見つからず。しょうがないから口笛を吹いてみると、ん?なんだっけ、自然に出て来たこの曲…ああそう「枯葉」。Autumn Leaves。そろそろあのカーディガン出さなきゃ。ほらほらどっかから香ってきたよ、金木犀の匂い。ほんと、とろけちゃうね、この香り。きゅんときちゃうね、このむせる感じ。そうやっていつも俺っちの秋は静かに始まるのさ。…ということで、展示会は終わり、gajuディスプレイはなくなりましたが、シルバーたちはもう少しいますし、ポケファスたちもいますんで、お暇ならきてください。※チビ当たりクマバッチ:1900円+TAX