2014年6月30日月曜日

クンクン香ります




『Mandrake Umbrella Exhibition 2014 6.20(fri)-7.2(wed) 』
 展示会もそろそろ終盤です。こちらはバティック生地で作ったオリジナルのバブーシュ。ちゃあんと撥水加工がしてあるので、少々の水に負けません。だからほら、炊事とかして水が滴れてもいいんですのよ。メイド・イン・モロッコ、メイド・イン・羊。だからね、革が少し(いやけっこう)クンクン香ります。気になる方は天日干ししていただくと匂いは消えますからね。でも個人的にはこの匂いは嫌いじゃないですけどね。そんなこんなのスリッパは4800円+TAXであります。さて。それでは身体が重めな今日はグールドの「バッハ:平均率クラヴィーア」でも聴きながらみなさまをお待ちしております。

2014年6月29日日曜日

「シュリンプ・アンブレイラ!!!!!」




『Mandrake Umbrella Exhibition 2014 6.20(fri)-7.2(wed) 』
 今回の展示会も中盤過ぎましたので、そろそろ僕の激押しおすすめな柄でも。蝦、海老、エビ、えびーーー。どうです? ありえないでしょう。蝦柄の傘。イエス、「シュリンプ・アンブレイラ」。ほらほら、もう字面からして単館系の映画のタイトルか、インディのヴィジュアルバンドみたいじゃないですか。チョコバナナみたいとか、ピストルみたいとか、なんで黄色と茶色に分かれてんの???とか、こゝろないことをいろいろ言われますけどね、いいんです(キッパリ)。気にしないんです(またまたキッパリ)。このセンスを分かち合えるひとがどこかにいないかなぁ、と思って仕入れました。ま、売れなかったら、たぶん店主が自らアンブレイラしてると思いますので、見つけた方は「シュリンプ・アンブレイラ!!!!!」と叫んでください。ということで、今日もサンデイモーニングにピッタリなインディバンド、シュリンプ・アンブレ・・・じゃなくて、懐かしのヴェルヴェット・クラッシュでも聴きながらみなさまをお待ちしております。

2014年6月28日土曜日

「・・・んが!!!」




『Mandrake Umbrella Exhibition 2014 6.20(fri)-7.2(wed) 』
 さて。早いもので傘の展示会も残すところあと5日あまり。「そもそもバティックが好きだから」とか「浴衣に合わせようと前から決めてました」とか「とにかく柄がかわいくてかわいくて・・・んもう」などなど、なかなか嬉しい悲鳴と嗚咽を間近で聞くことができて嬉しい限りであります。僕個人の意見としては、そもそもが与えるインパクトと強烈なスタイル、そしてその価格をも含め、バッグやら靴と同列に考えてもいいのかもなぁとも思ったり。だから、逆にこの傘をその日のコーディネートからまるっきり外してて「さぁ外へ出よう」という時にいざ傘を開いて「・・・んが!!!」なんてことにならないようにしないとね、なんて勝手に心配する始末で。まぁ、諸先輩である林家ペー&パー子さん、古くは大屋政子さんラインを柔軟にくぐり抜けながら日々を過ごしていくのもまた一興かと。さてさて。それでは今日もしっとりとした蒼くささがたまらない「森は生きている」の1stでも聴きながら、みなさまをお待ちしております。

2014年6月27日金曜日

なぜか扇風機が回り続ける、茶目っ気たっぷりの




『Mandrake Umbrella Exhibition 2014 6.20(fri)-7.2(wed) 』
 鳥、馬、星、なぜかスパナ、怪しげなベンツロゴ、「食べた事あるんだっけ?」と突っ込みたくなるエビ。アフリカのバティック柄のモチーフは果てしなく不思議でストレンジ。でもなぜか琴線が揺れてしまうんでありまして。その感性と即物的な世界観を芯から理解するのは、正直日本人には無理かもしれません。だがしかしね、異文化を受け入れる、他国を理解する入り口に少しだけ触れてみる、というのは、きっとたぶんそういうことかと。洋楽CDの売れ行きが激落ちし、海外旅行者の数が減り、自国で囲い込んだまやかしのヒーローたちが世界の舞台でこっぱみじんに砕け散り。なんだか世界はだんだんとこの国から遠くなってしまうようですが、そんなときだからこそ、自分の立ち位置をもっと俯瞰しなければ。ほんの少しだけでもいいから、外側の世界からこっちを見なければ。なぜか扇風機が回り続ける、茶目っ気たっぷりの、でもラインが美しすぎるこのバティックパンツに涼風を感じながら、物憂げな店主はそうひとりごちるのです。
 ※バティックパンツ:11000円+TAX(photo:hisatomo.eto)

2014年6月25日水曜日

島ガール




『Mandrake Umbrella Exhibition 2014 6.20(fri)-7.2(wed) 』
 今回の展示会、傘以外の商品の中で個人的に気に入ってるのが、このバティックハット。右のお馬さんもいいし、左のちょっとあり得ないストライプフラッシュもたまりません。ステテコもそうなんですけど、やっぱ原色が活き活きしてるからなのか、どうも海や山に持っていきたくなりますねぇ。ほら、パタゴニアなんかのアウトドアブランドも原色が活きてますが、もうこちとら本場モンの原色魔法使いですからね。ちょっとレベルがダンチに違いましてよ。サイズ調節、というか風飛ばし防止のゴムが付いた細かい作りも決して見逃してはなりませぬよ。ということで、山ガールやら海ガール、ベタつかなさを選んじゃう僕好みの川ガール、いやいやちょいと孤独を感じに旅立つ危うい島ガールまで。みーんな旅のお供にお願いしたい、8800円+TAXのしっかりものなのです。

2014年6月24日火曜日

ハデかわい気な子




『Mandrake Umbrella Exhibition 2014 6.20(fri)-7.2(wed) 』
 傘だけじゃない、今回の神戸『Mandrake(マンドレイク)』の展示会ラインナップ。第二弾はバティック生地を使ったオリジナルのクラッチバッグであります。モコモコふわふわしたソフトな肌触り、なにげに見逃せない内ポケット、財布やらケータイやら鍵やら、ちょいと近所のコンビニに出かけるんでも持ってかなきゃならない必需品を入れるにピッタンコの大きさ。パックンパックンと口を開け閉めする金具や生地の縫い目を含め、細かーい部分までしっかりと作り込んであるハデかわい気な子。というわけで、持てばかなりの永ーい友になるであろう、エキゾキュートな8800円+TAXであります。

2014年6月23日月曜日

エキゾなナチュメン




『Mandrake Umbrella Exhibition 2014 6.20(fri)-7.2(wed) 』
 今回の展示で届いたのは傘だけじゃないのです。ほらほら、ご覧とおり、ステテコもかなりたくさん来てます。ほらほら、鳥さんたくさん飛んでます。実は昨年から僕もこのステテコをひとつ降ろして履いては、フツーに街を徘徊しているのですが、いやー、これはディープ&ドープなインパクツ大。しかもね、生地がしっかりしててベタつかず、涼しく快適。なかなか上に合わせる服が難しいとお思いでしょうが、どっこいところが、この難しい感じをクリアするのが真のメンズ。大抵は白のチュニックやらリネンのシャツなんぞをさらりと着ては「エキゾなナチュメン」を気取るというわけです。お尻の部分にしっかりとフォローされた襠(まち)と、さらさらなコットン100%を決して見逃してほしくない、アンチファストでビバ・マニファクチュアルな8800円+TAXであります。

2014年6月22日日曜日

エキゾすぎないところ




 『Mandrake Umbrella Exhibition 2014 6.20(fri)-7.2(wed) 』
 個人的にこの傘の魅力は「エキゾすぎないところ」と勝手に思っています。アフリカのバティックということで、やはり分かりやすく「ド派手でアフロディック&エキゾチカルな感じ」と思いがちですが、中には写真のようなどこかしらヨーロピアンなものもあるんです。これはプロデュースされている神戸のショップ『Mandrake(マンドレイク)』 自体がそうで、この店は決してゴリゴリの民族雑貨店ではありません。店の人はアフリカに通ってるわけでもなければ、店内でバッキバキのコンガもかかってなくて、たまたまバティック柄に行き着いちゃった・・・という感じ。僕はその辺のゆるさを愛してやまないのですが、傘にもその雰囲気が出てるなぁ勝手に感じるのです。まぁでも、もう笑っちゃうくらいのド・アフロな柄もたっくさんあるので、フェラ・クティなんかがお好きなアフリカンフリークなひとだってもちろんオールOKなのです。(photo:hisatomo.eto)

2014年6月21日土曜日

煌びやかな作品たち




『Mandrake Umbrella Exhibition 2014 6.20(fri)-7.2(wed) 』
 さて。昨日から始まった傘の展示会ですが、簡単な商品の説明を。神戸のショップ『Mandrake(マンドレイク)』オリジナルのこの傘は、大阪で一本一本ハンドメイドされています。生地はアフリカンバティック、コットン100%ですが、この生地には撥水加工が施されているので、日傘としてだけでなく、雨の日も使用可。ただし、雨の日に使った後は完全に乾かした方が痛みが少なく、更に市販の防水スプレーをかけてあげた方が良いかと。柄や持ち手など、写真以外にもたくさん入荷しており、折畳み傘まであります。価格は折畳みで1万3千円くらい、普通のもので1万6千円から、というところ。今時珍しい傘職人の手による、丁寧で煌びやかな作品たちを実際にその目で見てみると、決して安くはないそんな価格に、ちゃあんと見合った商品であると僕自身は考えるのですが。・・・それではしとしとしとな雨のなか、ジョニ・ミッチェルの『ブルー』でも聴きながら、しんなりとみなさまをお待ちしております。(photo:hisatomo.eto)

2014年6月20日金曜日

カラフル&ダンサブル




『Mandrake Umbrella Exhibition 2014 6.20(fri)-7.2(wed) 』
 おはようございます。神戸のショップ『Mandrake(マンドレイク)』オリジナルの傘の展示会、いよいよ始まりました。店内の様子はざっとこんな感じ。さっすがにアフリカのバティックを使ってあるだけに、きらびやかというか、洗濯物が乾かないジメジメ感を蹴っ飛ばすようなカラフル&ダンサブルな雰囲気になってます。写真の奥に見えるかもしれませんが、実は傘だけでなく、バティックを使ったステテコをはじめとするパンツやバッグ、帽子、スリッパなど、たっくさんディスプレイされています。みなさま、ぜひぜひ一度足をお運びくださいませ。ねむけまなこをコスリコスリ、お待ちしております。

2014年6月18日水曜日

傘の展示会




『Mandrake Umbrella Exhibition 2014 6.20(fri)-7.2(Wed)  』
 さてさて。今の季節にピッタリの展示会を行います。今週金曜日からです。内容はこんな感じになります。「緩やかで心地よい空気が流れる、神戸のショップ『Mandrake(マンドレイク)』が世に送りだす、アフリカのバティック生地を使ったオリジナルの傘、傘、傘・・・。日傘はもちろんのこと、雨傘としても使うことができるこの一品は、一目見れば誰もが惹き込まれてしまう、魅力的で魅惑的な「Umbrella」。エキゾチックでありながらどこかスマートで、派手派でしいのにしっかりと大人っぽく。民族的なのになぜかヨーロピアンな香りもする、とってもワールドワイドなデザイン。うだるような暑い日、あるいは、鬱陶しくなるような雨の日。誰もが気が滅入るようなあの日を、“傘からコーディネイトする”という新感覚でサポートしてくれること間違いなしです。店内にずらりと並ぶ、そんな愛すべき傘たちをどうぞご覧ください。」・・・ということで、傘のポストが増えると思いますが、みなさまご覚悟のほどを。
(photo:hisatomo.eto)

※Mandrake(マンドレイク) http://mandrakek.exblog.jp

2014年6月17日火曜日

ジュック熟のだだ漏れトマト



 うちの店でも徐々に、ではありますが、男性が器を買っていく光景を普通に見かけるようになりました。店をする前は正直もっと多いんじゃないか(というかそれは僕自身が器を買うのが大好きだからでしょうが)と想像していたのですが、まぁまだそうでもないですかね。でもひと昔前ではあまり考えられなかった光景ではあるだろうから、それはとても良い事だなぁと鑑みるわけです。そもそも男性が器を選んでる光景ってなんか微笑ましいし。普通に料理をするようになれば当たり前に自分が盛りたい器が気になるようになるし、欲しくなるのは当たり前のことでありまして。ひとりでも多くの男性が自分で料理をして、器を選ぶようになったらいいなぁと案外本気で僕は考えてます。だから、個人的におすすめの料理本なんかも古本で置いてるというわけです。・・・ということで、ジュック熟のだだ漏れトマトをオイルとバルサミコで和えつつひんやり冷やして、そっと盛りつけてみたい福岡の羅以音窯(らいおんがま)の平皿なのです。

2014年6月16日月曜日

"思考に耽る椅子”



 普段の生活の中で椅子の重要性とか必要性なんてものは少なくとも僕は考えたこともなくて。ありゃ座るし、なけりゃ地べたるし。ですが、数年前にいわゆる野外フェス、フジロックに行ったときに椅子の必要性を痛感したんですよね。だいたい雨が降ったら地べたれないし、晴れててもずっと地べたに座ってるとそりゃ疲れるしお尻も痛くなるし。「地べたに近い生活をする」のは、人にとって本来の野生の感覚に帰ることなのかもしれませんが、それだけに思考に耽るとか快適に過ごすとか落ち着いて書を読むとか、文化的な面からは程遠くなるわけで。そういう意味でも「なんか椅子ってすげーな、ひとの文化的側面の目覚めとゆーか歴史なんじゃ?」と感じたんです。うん、それで、岡山は倉敷の『Womb brocante(ウーム・ブロカント)』の折り畳み椅子です。何気ない椅子ですが、そういうことを考えながら座ってるとなんだか誇らしくなってしまいますね。そんな"思考に耽る椅子”のプライスは7800円+TAX。・・・正直安いと思います、これは。

2014年6月15日日曜日

そこらを歩いてる「おじいさん犬」



 このルームシューズ、いわゆる布草履のいいところはなんといっても洗える点。洗えば洗うほど生地がくたくたになって、だんだんそこらを歩いてる「おじいさん犬」みたいになって、気がつけば愛着が湧いて手放せなくなるんです。そりゃ長く使ってると鼻緒が伸びてきたり、布がほつれてきたりはありますが、なかなかどっこいの耐久性。「あれれ、気がつきゃツー&スリーシーズン行ってるし」みたいなこともちらほら。というか、値段的なことを考えると毎年でも買い替えてもいいはずなんですが(売る方としてもそれがいいんだけど)、ほら、人間、愛が着いちゃったもの(=愛着)にはどうにも敵わないでしょ。というわけで、”愛着も一緒に買える”ルームシューズ、写真のものは2000円+TAXになります(こちらは『かまわぬ』の手ぬぐいを使用していない方です)。

2014年6月14日土曜日

オリジナルのルームシューズ




 ほいほい。みなさん、ついにできましたよ。『vertigo』オリジナルのルームシューズでございます。どうです。カラフル&ワンダフルでしょう。ま、ルームシューズっていっても、布草履のことですけどね。んがしかし、ただの布草履じゃあありません。弊社でシコシコとハンドメイドしているだけでなく、生地には全国に根強ーいファンも多い、あの手ぬぐい専門店『かまわぬ』の生地を使用してるんです。『かまわぬ』以外の生地を使ったものも作ってますが、履いてみるとやっぱりぜんぜん履き心地が違いますなぁ。サイズ等、いろいろですので、ぜひぜひお試しくださいな。いまのジメジメ季節にピッタリ、洗い可能のこのルームシューズ、プライスは2200円+TAXでございます。みなさま、以後お見知りおきを。

『かまわぬ』ホームページ
http://www.kamawanu.co.jp

2014年6月13日金曜日

耳のついたウォーズマン



 ・・・うーん、朝からこの金属の箱の位置を微妙にずらしてみたり、はたまた思い切って縦にしてみたり、いろいろ試しながらシャッターを切ってみたのですが、どうも彼の良さが引き出せない。そんな感じの岡山は倉敷の『Womb bocante(ウーム・ブロカント)』のオリジナルブランド「testis」のポストなのでございます。もうですね、一人でたくさんシャッター切りつつ彼と向き合ってると、だんだん「耳のついたウォーズマン」というか、「死んでしまったロボットの悲しき頭」みたいに見えてきて、なんだかせつのうございます。でもね、両耳(というか取手ね)付いてるし、なかなか重量感ありますし、ポストとしてはとてもとても大きな存在感ございましてよ。そんな彼は9800円+TAX。こんなポストを買ってくれたひとがいたら、ぜひ設置後に玄関がどんな感じになるか見てみたいです。というか、うちで使ってみようかしらん。

2014年6月11日水曜日

「〒」マーク



 これ、わかりにくいけど、またまた「ポスト」なんです。もちろん、岡山は倉敷の『Womb bocante(ウーム・ブロカント)』のオリジナルブランド「testis」であります。グレーのボディの左下には愛らしい「〒」マークをシンボライズ。写真では見えてませんが、上面にポストの口が大きく空いています。うーん、こんなポストのセンスを共有できる方とぜひおつきあいしたいものですなぁ。このブランドは基本的に廃材を使って「リ・ボーン」させているので、元々いったいなんで使われていたものなのかを推測するのも愉しい点でありまして。ぜひお店に来てそれを確認しておくんなまし。使う側のセンスが試される魅惑の「ポスト」。プライスは7800円+TAXでございます。

2014年6月10日火曜日

クールで押し付けがましくない子



 岡山は倉敷の『Womb bocante(ウーム・ブロカント)』から届いたスツール第二弾。座る部分のみ新たにくっ付けたリペア品ですが、このね、木の座り心地がたまらなくいいのですよ。ソフトで優しくて、もう頬擦りしたい感じ(いや、ほんとにしませんよ)。使い込んで、というか、座り込んでいくうちに、木目も美しゅうなるでしょうなぁ。やっぱり内側にゆっくりカーブしてるのがポイントかと。スツールって、普段は部屋の隅っこに置いといて、客が来たときに「すっ」と差し出して座ってもらっては、だべったり飲んだりする・・・ってのが僕は好きなんですが、これくらいクールで押し付けがましくない子だとずぅっと一緒に生活できそうな気がします。人だって、こうありたいものですなぁ。・・・コホン、えっと、お値段は9500円+TAX。ちなみにこのスツールは二つあります。


2014年6月9日月曜日

フレームのくびれ



 見た感じ、もうほとんどうちの店と同化して分かりにくいとは思いますが、岡山は倉敷の『Womb bocante(ウーム・ブロカント)』からスツールが数点届いてるんです。まずはこちら。椅子を支える3本のフレームのくびれと木目の美しくて絶妙なアンティーク具合がもうたまりませんな彼女(そう、なぜか女性)。「どれどれどれ」と座るのもよし、「しめしめしめ」とお気に入りの一輪さしなんかをディスプレイするもよし。「ふむふむふむ」とぼんやり眺めてみるもよし。いずれにせよ、彼女のこの素直な古風具合はたまらないものがあると思うのです。お値段は8500円+TAXでございます。

2014年6月8日日曜日

「ピピピッ」



 岡山は倉敷の『Womb bocante(ウーム・ブロカント)』のオリジナルブランド「testis」はさまざまな廃材を使って「あっ」と驚くようなものを届けてくれますが、今回はこれが来ました。はい、「ポスト」でございます。なかなか世には自分のセンスに「ピピピッ」とくるようなポストってありませんが、正直これは個人的にきましたね。鳥小屋みたいなかわいい形とメッキメキな質感。使い込んでいくときっといい感じに錆びてきてそれはそれでまた、ね。うーん、こんなポストだったら届ける郵便屋さんも愉しいだろうなぁ。「・・・ん、これ、ほんとにポストかな? ほんとにお手紙ポストしていいのかな?」なんて迷ったりしてね。既成概念を覆す、新感覚ポスト。お値段は12000円+TAXでございます。

2014年6月7日土曜日

スモーキーな彼



 岡山は倉敷の『Womb bocante(ウーム・ブロカント)』のオリジナルブランド「testis」より届いた時計、第二弾です。こちらはアンティークペーパーにワックス処理を施して創ったもの。直径約30センチとちょいと大きめなんですが、本体はブリキでできているので、いたって軽くて壁掛けもしやすく。ちょっとアンティークな香りのするスモーキーな風合いと、クラシックな文字盤がシックでシンプルな雰囲気の部屋にぴったり合いそうですね。文字盤の下の方にはくっきりと「testis」のロゴ。お値段は9800円+TAX。二点のみの入荷、早いものガチであります。

2014年6月6日金曜日

アヴァンギャルディーな彼



 はい、来ましたよ。3月の展示会の記憶もまだ真新しい、岡山は倉敷の『Womb bocante(ウーム・ブロカント)』よりいくつか商品が届きましたので、これからポストしていきます。なかでもこれは弟さんがやられている「testis」というブランドによる、石膏でできた時計です。どうです、このホワイト&ホワイトでビー・クールな佇まい。シックな雰囲気にもクラッシックな雰囲気にもはたまたアヴァンギャルディーな雰囲気にもいずれもマッチしそうな彼。直径、約24cm。なんせ作りが石膏でデリケートな彼じゃあありますが・・・まぁ考えてみればそもそも“時を刻む”なんてことがデリケートな行為ですからね。その勝手なダブルミーニングを愉しむのもいいかと。前回の展示会で時計を買い逃した方はぜひぜひ見に来てください。お値段は14800円+TAX、今回は4つのみの入荷となります。

2014年6月4日水曜日

いるかさん



 仕入れに行ったとき、あるとどうしても反応しちゃう『陶丘工房(とうきゅうこうぼう)』のこの豆皿。300円なり。天草の窯元さんだからなのか、「いるかさん」がモチーフになってます。うーん、この素朴な感じがたまりません。「いるかさん」なんぞをモチーフにすれば、一歩間違えると“いなたい感じ”の、所謂「いやげもの」になってしまいがちですが、やはりそこはしっかりと線引きがされており。箸置きや薬味よろしく、ちょっとした酒のアテよろしく、茶菓子にもよろしく。や、正直言ってですね、「いるかさん」の凹凸で、薬味置きなんかにしては実際のところ使いにくいんじゃ・・・なーんて、店主としてはあるまじき言動ですが、まぁそこはそこ。いるかさんはいるかさん。少々使いにくくたって、気に入って惚れたこの想いには、なーんにも敵いはしないのです。はい。

2014年6月3日火曜日

鬱陶しい



 鬱陶しい季節がやってきました。・・・というか、のっけからナンですが、「鬱陶しい」ってもう字面から本当に鬱陶しいですよね。「鬱陶しい、鬱陶しい、鬱陶しい、鬱陶しい」とタイプしているだけで、ますます鬱陶しくなってきます。ということで、ジメジメまとわりつく鬱陶しさを、ツルリ&サラリと洗い流してくれるソープでもアップしておきます。いろんなカラーがキュートで愉しい、フランス生まれの『サボネリー』のベジタブルソープ。ちょっとキュンとくるようなアプリコットやアルガン、ナチュラルな感じのティーやローズ、おっとどっこいな感じのショコラなど香りはさまざま。僕も赤いアルガンをひとつ降ろして使ってますが、なんかこう、自分からいい匂いがする瞬間って心地よいですよね。自分の好きな香りを味方につけて、鬱陶しいこの季節と鬱陶しい気持ちを蹴り上げていきたい所存であります。

2014年6月2日月曜日

バリのゾウ



 北九州市が発行しているヒップな情報誌『雲のうえ』や、日田での林業再生の自由なる集まり『ヤブクグリ』(最近では丸太に見立てたごぼうをミニチュアのこぎりで切って食べる「きこりめし」が話題ですね)、はたまたさまざまな書籍の装丁、などなど、いろんなところで活躍中の画家牧野伊三夫さんのポストカードがたくさん入荷してます。バリのゾウ、金魚、傘、猫・・・いずれもシュールな雰囲気もありながら、独特のおかしみとかわいさを感じさせるものばかり。特に個人的にはバリのゾウ(白い方のゾウ)がお気に入りです。牧野画伯の世界を垣間みるに相応しいポストカード、いずれも100円ですので、ぜひ店頭にてご覧になってください。

2014年6月1日日曜日

雨降りを見ながら



 うちの店では知るひとぞ知る感じで、実は音楽も売ってるんです。ということで、前回、限定のミニアルバムを入荷してすべてソールドしたTomotsugu Nakamuraさんの最新作『Soundium』が入荷しました。アンビエント、エレクトロニカ、呼び名は何だっていいのですが、とにかく自然音とさまざまな楽器の溶け合い方が素晴らしく、音が澄んでいて悩ましいくらいに美しくて。今、こうしてひとりで聴いていても、跳ねる電子音や柔らかいギターの鳴りが、たったいま始まったばかりの天気のよい日曜日の朝を祝福してくれるわけでして。だけど、例えば雨降りを見ながら物憂げに何かぼんやりと考え事をしたり、あるいはしなかったりする時とか。例えばゆっくりと煮込み料理なんかをしながら聴いてみたりとか。一番やってみたいのが、どっかキャンプとかで外に行って、森とか海とかを目の前に鳴らしてみて、自然と解け合う様を見てみたい、ですね。もちろんお店で視聴できますんで、ぜひ聴いてみてください。それではみなさま、良き日曜日を。