仕入れに行ったとき、あるとどうしても反応しちゃう『陶丘工房(とうきゅうこうぼう)』のこの豆皿。300円なり。天草の窯元さんだからなのか、「いるかさん」がモチーフになってます。うーん、この素朴な感じがたまりません。「いるかさん」なんぞをモチーフにすれば、一歩間違えると“いなたい感じ”の、所謂「いやげもの」になってしまいがちですが、やはりそこはしっかりと線引きがされており。箸置きや薬味よろしく、ちょっとした酒のアテよろしく、茶菓子にもよろしく。や、正直言ってですね、「いるかさん」の凹凸で、薬味置きなんかにしては実際のところ使いにくいんじゃ・・・なーんて、店主としてはあるまじき言動ですが、まぁそこはそこ。いるかさんはいるかさん。少々使いにくくたって、気に入って惚れたこの想いには、なーんにも敵いはしないのです。はい。
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