普段の生活の中で椅子の重要性とか必要性なんてものは少なくとも僕は考えたこともなくて。ありゃ座るし、なけりゃ地べたるし。ですが、数年前にいわゆる野外フェス、フジロックに行ったときに椅子の必要性を痛感したんですよね。だいたい雨が降ったら地べたれないし、晴れててもずっと地べたに座ってるとそりゃ疲れるしお尻も痛くなるし。「地べたに近い生活をする」のは、人にとって本来の野生の感覚に帰ることなのかもしれませんが、それだけに思考に耽るとか快適に過ごすとか落ち着いて書を読むとか、文化的な面からは程遠くなるわけで。そういう意味でも「なんか椅子ってすげーな、ひとの文化的側面の目覚めとゆーか歴史なんじゃ?」と感じたんです。うん、それで、岡山は倉敷の『Womb brocante(ウーム・ブロカント)』の折り畳み椅子です。何気ない椅子ですが、そういうことを考えながら座ってるとなんだか誇らしくなってしまいますね。そんな"思考に耽る椅子”のプライスは7800円+TAX。・・・正直安いと思います、これは。
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