岡山にある『Womb brocante(ウーム・ブロカンテ)』で店のメインとなる大きなテーブルを購入。ここは戦前の古い銀行をリノベーションし、古道具屋を扱うアンティークショップ。前に伺ったんだけど、もう建物の佇まいからして素晴らしい。
自分が元々ここを知ったのは、『密売東京』というかなり奇妙で面白いサイトから。
一度伺ってみたいなぁと思い、仕入れで岡山に行ったときに寄ってみた。
仕入れは半径20キロぐらいのエリアのみからという、岡山の工場や倉庫から出てくる古道具たち。「・・・これ、何に使うんだろう?」というものがぼんぼん置いてあるが、それはかえって使う側のセンスを試されているようにも思える。「これを使ってお前は何をできる?」と。でも置いてあるものがまたイマジネーションが広がるようなものばかりなので、そういう感じが好きな人にはたまらない。
ちなみに自分が行ったときに買ったのはこれ。
海に投げ込む重しのようなものと聞いた気がするけど、布の質感と形状がかわいい。これを使って自分は何をできるか? プライスカードを書いて刺してもいいし、チラシなんかの重しにもいい。分かる人には分かる(分からない人にはまったく分からない)この感じ。「センスを売る」というのはこういうことを言うのだろう。
先日東京の展覧会に行ってご本人にもお会いし、テーブルを探しているとの旨をお伝えしたら、「一個だけあるかも」とのご返事。写真を送ってもらったらピッタリだったので、購入を決定。オリジナルの照明や時計も創られているので、ぜひチェックを。
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