2014年7月9日水曜日

朱椀




『漆工藝 宮城壮一郎 展示会 2014 7.4(fri)-7.20(sun) 』
 宮城氏の創る漆器にはもちろんこんなスタンダードなものもあるんです。同じ朱椀ですが、3つとも形が違いますね。メタリックな感じの器と比べると実は触り心地も違うのです。なんというのかな、ぴたっと手の平に吸い付くような感じ。そのタッチはまるで赤ん坊の肌に触れているかのようでして。これはもうやっぱりお吸い物でしょうねぇ。「お吸い物を作れる男子はモテるのじゃ」とは僕が勝手に料理の師匠と仰いでいる食生活研究家の魚柄仁之助さんの至言ですが、うん、まぁそうかもしれませんね。魚を丸ごと買って来てザクッと捌いて、その骨でもってちょちょいとお吸い物を作ってこんな漆器に盛ろうもんなら、そらカサノバ級(古くてすみません)のモテレベルでしょうて。・・・ほらほら、そこの一人暮らしの青年よ。洋服もいいけど、まずは包丁と漆器を手に入れるのじゃ。※朱椀 6,800円+TAX

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