ぽってりとした肉感的なフォルム。そうでありながら、あくまでラインはシャープで野暮ったくなく。握った感じも線が細いかと思いきや、案外と骨太くしっかりとしていて機能的。キュートでありながらコケテッシュ、インテリジェントでありながらエロティック。いってみれば、それはまるでクリスティーナ・リッチを思わせるかのような・・・天草『丸尾焼』の金澤宏紀さんの2種の急須。酒器もいいけれど、急須を始めとする茶器もやっぱり気になるわけでして。実はうちのお店でも急須を探されている方がよくいらっしゃったのですが、なかなか納得のいくものと出会えなくて。今回ついに入荷したというわけです。「茶器と酒器を見れば創り手の力量が分かる」・・・というのは、僕がいま勝手にでっち上げた格言ですが、そう言いたくなるくらいに美しい美しい急須でなのであります。
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