「なにせ、小鉢が好きなもので・・・」なんて書くと、どこかの雑誌のタイトルみたいですが、まぁしょうがないです、なにを隠そう小鉢が好きなのでね。しっかし小鉢ってやつは、ちゃーんと料理をするようになってからこそ、ほしくなるシロモノですな。なにはなくともまず小鉢を買おう、なんてひとはあまりいないでしょう。やっぱまずはカレー皿とかご飯茶碗とか、大物マストなヤツから揃えていって、そんでもってほうれんそうの胡麻和えとかきんぴらとかをシブく作ったりしては“ちょこん”と健気に盛る、と。そういう意味で小鉢というものは「料理の成熟の証」なのかもしれませんねぇ。んー、だからでしょうか、ひとのおうちにご飯を御呼ばれして行って、小鉢選びに力が入ってるだけで「・・・むむむ、こやつデキるな」なんて勝手に思っちゃうんですよ。天草は『陶丘工房(とうきゅうこうぼう)』のこーんなかわいい小鉢がすっと出て来たら、「・・・むむむ、こやつ」ってそりゃ思うでしょうに。
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