白・・・というのか、うっすらと柔らく青みがかった発色がとっても美しい、福岡の『羅以音窯(らいおんがま)』の四角鉢。ここはご夫婦で器を創られますが、こちらは奥さまの江口香澄さんの作品。だからなのか、膨よかで優しく、包み込むようなラインが印象的で、どこかちょっと母性みたいなのを感じさせるような器。であるからなのか、いつだかに母親が作ってくれた、じゃがいもやにんじんがごろごろ入った、甘くもなく辛くもないトロリと懐かしいあのカレーをこの器で食べる画を勝手に頭に浮かべてしまいます。あとは肉じゃがなんかもほっこりした感じでいいかもなぁ。あ、あと、小さめに切ったサンドイッチを盛ってみてもいいかも。なんか総じて、家庭的な何かを感じさせる“懐深し”な器なのです。
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