2014年5月3日土曜日

ノンフィク




『玉木新雌 展示会ーtamaki niime Exhibition 4.22~5.06ー』
女「・・・ねぇ、こっちのショールとそっちのショール、なにか感じが違わない?」
男「うん。だって、そっちは60年代のいちばん古い織り機で織られた「オンリーワン」って呼ばれるものらしいよ。ほら、こっちのショールに比べると織り目がめちゃめちゃ密で細かいでしょ」
女「ほんとだ。巻いててふかふかしてて気持ちいいのよ」
男「あまりに古い織り機だから、付きっきりで作業しなきゃいけなくて、しかもまったく数ができないんだって。こっちのショールはもうすこし新しい80年代くらいの織り機を使ってるんだよね。機械は機械なのに、こんなにも違いが出るなんて、ほんと面白いよね」
女「ああ、それが『玉木新雌 』のショールが“手編みに近いショール”って言われる所以なのね」
男「イエス。というわけさ」
・・・はい、カット。というわけで、この会話はフィクションですが、内容はノンフィクですので、どうぞよろしくお願いします。みなさま今日もお待ちしております。

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