『玉木新雌 展示会ーtamaki niime Exhibition 4.22~5.06ー』
『玉木新雌』のセーターには袖と裾がくるんとなった「curu knit」と、リブのついた「boco knit」と二種あります(写真は「curu knit」)。こちらは古い織り機ではなく、「ホールガーメント」と呼ばれる最新の機械で創られています。なんと、編み機から一着まるごとの状態で直接立体的に編まれ、手触りがとっても軽く、ゆったりとゆるーい独自のラインを生み出します。最新の機械なので、ほんとはガンガン生産もできるはずなのですが・・・そこはさすが玉木節。敢えて丁寧にじっくり編むことによって、オリジナルのゆるさを生み出してるんですね。反大量生産。アンチグローバリズム。そして、パンツは数種類ありますが、写真のはスカートのように見える「wide pants」。ロングとショートがあり、写真はショートです。前述しましたが、パンツはすべて古い織り機でコットンの生地を編んでいて、さらり、ふんわりとした風合い。夏にももちろんいいし、スパッツを履けば秋冬にもいけるかと。あ、あと前後が無いアシンメトリーデザインなので、両方の柄が愉しめるという粋なパンツなのです。
(photo:hisatomo.eto)
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