2014年4月6日日曜日

『oma(オーマ)』の原風景




『oma(オーマ)』というブランドは、東京の高橋さんという女性の手によって、デザインから製作までひとつひとつハンドメイドされています。革は自然素材を使用した“植物タンニンなめし”を施したイタリアの牛革。なかでも今回入荷した「がま口」のサイズは3つで、色はブラックとブラウン。写真はブラックですが、ちょっとグレーがかって見えますよね。これは表面に塗られたワックスのためで、霧状に薄く塗られたワックスが使っていくうちに革に馴染んで、だんだん濃い色味へと変化していくわけです。もちろん真鍮を取り付けるのも手作業で、左側のMサイズのデザインは『雪の結晶』、右のLサイズは『流れ星』と名付けられています。いずれも高橋さんが岩手にいた頃の子どもの時の原風景がモチーフになっているのだとか。・・・いいなぁ。いつも思うんですが、創り手の原風景を作品で垣間見たとき、すごく豊かで満ち足りた気持ちになるんです。やっぱりひとにとって、小さい頃の原風景ってとても大切で。もちろん僕もそんな“マイ・原風景”を持ってますよ。ということで、ぜひぜひ使い込んでいった、自分だけの『雪の結晶』や『流れ星』を育てたいものです。
(『流れ星』Mサイズ:H90mm×W90mm×D10mm/7560円、『雪の結晶』Lサイズ:H130mm×W155mm×D10mm/9072円)

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