2014年4月9日水曜日
男性とアクセサリー、またはバイク乗り。
バイカーが利便さに負けていつかしらバイクから降りてしまうように、男性はいつかの段階でアクセサリーをつけることを止めてしまうのかもしれません。いや、というか、そもそも女性に比べて男性がアクセサリーをつける割合は社会的にみても圧倒的に少なく。大学生だかのころにジャラジャラとアクセサリーをつけていたあの若者だって、スーツを着るようになりサラリーをもらうようになれば、アクセはきっとごみのなか。休日になって、彼女から誕生日プレゼントされたティファニーのブレスなんかをお揃いでつけてはみるけども、そもそもそれを「アクセサリーをつける」と果たして言って良いのかどうか(・・・はい、ひがんでます)。でも例えばアジアの国々の男性を見ると、ほどよく陽に焼けたやせ細ったカラダに、なんらかの天然石のアクセサリーをさらりとナチュラルにつけてたりして、それはそれでなかなか悪くないもので。とかく、「男性がもっと積極的にアクセサリーをつけるようになればいいなぁ、そんな社会にならないかなぁ、いつまでもおしゃれに気を使う男性が増えるのはきっと国や社会にとっても悪いことばかりじゃないはずだけどなぁ」。サラリーマンのころからどう見ても自由業にしか見えなかった、自分のような“予備校ブギーなヤツ“がいくらのたまっても説得力皆無ですが、でも、美しきローマングラスやターコイズで紡がれた『ウスカバード』のブレスレットを眺めては、なんとなくそんなことを思うのです。
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