2014年4月8日火曜日

『oma(オーマ)』、革のレクチャー




 ここ最近、激プッシュのマッシヴアタック商品、『oma(オーマ)』のがま口。これはブラウンのMサイズ(『流れ星』/7560)とLサイズ(『雪の結晶』/9072)。・・・前述ポストしたように、このがま口の素材は、自然素材を使用した“植物タンニンなめし”の革。そもそも動物の皮というのは、一般的にそのままだと固くなったり腐敗してしまうもの。それを防いだり、皮を柔らかくして耐久性や可塑性を加えて皮革として利用するために必要なのが、いわゆる「なめし」という作業です。単に動物の皮膚だった”皮”から製品に使われる”革”へと変化させるというわけです。イタリアのタンナー(革屋)さんたちは「なめし」や革を染める工程で、昔ながらの独自の配合(レシピ)をそれぞれ持っているのだとか。世界がどれだけ醜く変わっても、イタリアのそういう部分はいつまでも変わらないでほしいですね。ちなみに“植物タンニンなめし”の革は、毎日使うことが一番のお手入れ方法。革にたっぷりとオイルが含まれているため、小さな傷も自然と消してくれます。もし、小さな傷が気になるようだったら、柔らかい布で表面を軽く拭く程度で大丈夫です。・・・以上、『oma(オーマ)』の高橋さんよりメイルで受けた、革のレクチャーでございました。

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