2014年10月13日月曜日
アクセサリーです!!!!
さて。『裏・そら植物園』に来ていただいたみなさま、本当にありがとうございました。残念ながら来ることができなかった方々はオークス通り沿いの『モリコーネ』に走ってください。うちで展示していた植物も今後はそちらで見ることができますので。で、次はいよいよ…アクセサリーです!!!! どうですどうですどうです? かわいいでしょう。いや、絶対これはかわいいってば。もちろん他にもたくさん入荷していて。詳しくは明日お知らせします。えっと、本日のオープンは台風の様子をみながら午後からの可能性が高そうです。もし来られる方は一度ご連絡された方が良いかと思います。それではみなさまよろしくお願いします。
2014年10月12日日曜日
台風
『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16~10.12
むー、台風でございますが、通常営業をしようと思います。ご来店予定の方々はくれぐれもお気をつけください。自転車なんかで来ちゃ絶対ダメですからね。もし台風による営業時間の変更がありましたら、こちらでお知らせいたします。実は本日、『裏・そら』最終日ではございますが、なんせこの台風、そして明日は気がつけば祝日。だがしかし、明日もまた台風かもしれぬ。ということで、天気の様子を見ながら、明日もゆっくりディスプレイ変更してるかもしれません。どうしても明日『裏・そら』が見たいというひとがいたら、遠慮なくメッセージくださいね。ということで、びゅうびゅう風のなか、みなさまをお待ちしております。
2014年10月11日土曜日
グラマラス&グロテスク
『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16~10.12
うーん。台風がヤバいですね。この週末、さまざまなイベントでしょうが、みなさま大丈夫でしょうか。自分は『裏・そら』残り二日、お店で植物たちと戯れております。これから徐々に寒くなるにつれて一度は葉を落とし、つんつるてんになって冬を越す植物も多いです。水をあまりあげず、部屋の中で人ともに厳しい冬を乗り切りましょう。春や夏になってくれば、にょきにょきっとグリーンを伸ばすでありましょうから、決して枯れたと思ってあきらめないでくださいね(実際枯れたと思って捨ててしまう方も多いようですので)。さぁさぁもちろんお嫁にいってしまった植物もいますが、まだまだグラマラス&グロテスクな子たちがみなさまをお待ちしておりますよ。
2014年10月10日金曜日
“自然のディスプレイ”
『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16~10.12
いよいよ残すところあと3日となる『裏・そら』です。いやー、しかしやっぱナンですね、毎日ひと通りは植物たちの世話をしているので、やはり自然と情が湧いてきますね。だってほらほら、写真見てくださいよ。もうこんなに勝手に蔓が伸びてきてですね、周りの植物に縦横無尽にしなだれまくるわけですよ。そしてそれが“自然のディスプレイ”になっていくっつうね。なんかそういうの、おっちゃん、もうたまらんわけですよ。ええよなぁ。おまえらも生きとるよなぁ。ぜひぜひそんなナチュラルボーンキラーなディスプレイを見に来ておくんなまし。ということで、タンスから出しかかった厚手のカーディガンをいちどは戻しつつ、みなさまをお待ちしております。
2014年10月8日水曜日
プチジャングルの世界
『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16~
はてさて。そろそろ『裏・そら』の旅も終点を迎えようとしております。この裏腹グロテスキーなプチジャングルの世界から離れてしまうのはとても店主としてもせつのうございます。が、僕とて、こう見えて植物園の館長でもないのでいたしかたありません。これから最後までできるだけたくさんの植物たちを収めた画をポストしようと思いますので、ご要望ご用命のある方はご遠慮なくメッセージなりでお知らせください。特に写真手前に置かれた植物たちは、比較的お値段もお安い子たちとなっております。ぜひお店にてご確認くださいませ。それでは本日も心地よい秋晴れのなか、みなさまをお待ちしております。
2014年10月6日月曜日
遠い記憶の箱
裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16~
『裏・そら植』展示会中ですが、今日は秋の夜長に、コオロギや鈴虫の鳴き声に、涼しい風に揺れ動く葉っぱたちに、ピッタリの音楽を紹介します。台湾の山岳少数民族ブヌン族のコーラスとチェロによる、これはまさに奇跡の音楽です。ゆったりとした優しい静謐感があって、聴いていると自分だけが大切に閉まっている遠い記憶の箱がぽっかりと自然に開いてしまうような、もしかすると危険な音。でも何より子どもたちの無邪気な歌声とデヴィッド・ダーリングが奏でる心音のようなチェロが溶け合う音像はなぜか潮騒のようにも聴こえ、この目まぐるしく生き急ぎすぎる我らの日常をそっと柔らかく撫でてくれるのです。こんな音はそうそうないでしょう。世界の果てから届けられた、世界の果てを知る植物たちと一緒に、必ずや静かで深く、暖かで親密な夜を彩ってくれるはずです。※『ムダニン・カタ』/デヴィッド・ダーリング&ウールー・ブヌン 2500円
2014年10月5日日曜日
“超獣・ブルーザー・ブロディ”
『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16~
今回の「裏・そら」のなかで、個人的にこの辺の「吊り系」植物も好きです。例えばこの“超獣・ブルーザー・ブロディ”の髪の毛のようなミカニア。葉裏が紫めいて艶かしく、観ていてなかなか飽きません。実はこの“見かけ”というのも、ひとと同じく、植物ではとても大事であるよなぁとつくづく思います。やはり見かけになんらかのフックというかインパクトがあって、自分のなかで「こ、こいつ」と反応して好きになり、植物を飼おうとするわけでしてね。果たしてそこで“想い”のようなものが生じることこそがやはり出会いといいますか。『そら植物園』の植物たちは往々にしてその“ときめきインパクツ”を持った魅力的なものばかり。今回の展示会でそんな“ときめき”こそを感じてほしいなぁ…と店主は思うのですが。※ミカニア 3650円+TAX
2014年10月4日土曜日
“あげまん”
『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16~
『そら植物園』界の“マドンナ”、いや、“レディー・ガガ”、いやいや、“テイラー・スウィフト”…まぁなんでもいいけども、「ほぼ日」とのコラボ企画で一躍有名になった「砂漠のバラ」、アデニウム。多肉植物の一種で、アフリカ大陸、アラビア半島育ち。冬は落葉するので、つんつるてんになりますが、暖かくなってくると盛り返す(はず)。オークス通り沿いの『モリコーネ』の方にももっと小さな子たちがたくさん入ってますが、彼女はほんとうに美人でプロポーションも抜群。しかも砂漠のなかで健気にも可憐な美しい花を咲かせる実力者。この花がまたアンビリーバブルにかわいいというのだから、こりゃ植物界の“あげまん”といえましょうや(そうか?)。とにかくなにはなくとも、この子だけは植物好きな方は要チェックや!(by 彦一)。※アデニウム 5200円+TAX
2014年10月3日金曜日
ウキウキウォッチング
『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16~
当店での『裏・そら植物園から始まる旅』、そしてオークス通り沿いの『モリコーネ』での『そら植物園から始まる旅』。みなさま愉しんでいただいてますでしょうか。特に植物好きな方はまさにウキウキウォッチングなはずなんですけどねぇ。そうでもないのかな。そもそも雑貨店であるうちのお店が植物を扱うのって大丈夫かなぁと心配だったのですが、それぞれの植物たちを毎日見ていると素人の僕でも不思議といろいろと体調みたいなのが分かってくるようになります。なんとなく水を欲しがってるなぁとか、光が欲しいのかなぁとか。それは勝手なこちらの気持ちで、的外れなのかもしれませんが、まぁいいんですよ。やはり、ちゃんと毎日気にかけてあげる、ということが大切かと。それは子育てとまったく同じですね。…なんて偉そうなこと書いてますが、本日は所用のため18時くらいにクローズします。すみません。それでは久々に晴れたので、これから洗濯物を干そうと思います。みなさま、本日もよろしくお願いします。※クプタンサスいろいろ 2600円+TAX〜
2014年10月1日水曜日
“植物界の龍馬”
『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16~
はい。なんだかすごいことになってますね。先日、今日リニューアルオープンのオークス通り沿いの『モリコーネ』にて『そら植物園』の清順さんが植物の搬入を行いました。黄色いパンツを作業靴に突っ込んだ“植物界の龍馬”ことプラントハンター清順さんは、200〜300年前のオリーブの木や壷、そしてさまざまな植物をクレーンで吊り降ろしてディスプレイ。あの場に居合わせながら『情熱大陸』のテーマソングが脳裏に流れていたのは決してオレだけじゃないはず。撮影させてもらったその凄まじい搬入風景の一部は、店内外のビジョンで流れるはずなので、ぜひチェックしてみてください。それから清順さんに少し時間をいただいてインタビューも敢行。「現在世界中で最も植物とひとの協和が取れた土地とは?」「植物と音楽は似ている」「植物をモノとして扱うのはアリだと思う」「枯らすことから始まる植物授業」とかなんとか、久々ライターの血が騒いで深い話を聞きましたので、その記事は必ずやどこかで日の目を見るはず。詳細はまたこの場にて。『モリコーネ』、『vertigo』共々植物は販売しています。どちらかというと前者はちと可愛め正統清純派系、後者は完全無修正裏系かと思いますので、みなさま、どうぞお好みに分けてお越し下さい。(photo:hisatomo eto)
2014年9月30日火曜日
ユルく迷いつつ
『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16~
さてさて。気がつけば今年もあと3ヶ月。早いですねー。時々お客様から「今後の展示会の情報を教えといてほしい。財布を締めて待っておくから」というご意見をいただきます。分かります。甚だ理解できます。「あれを買ったからこれを買えない」というのは、いち庶民としての証のようなもの。ということで、簡単に今後のスケジュールを言っておきますと、今の「裏・そら植」が10月の二週目あたりまで(たぶん)。そんで次はむっちゃかわいい「アクセサリー」の展示。うちのセンスが好みのひとは絶対大丈夫だと思うんだけどなぁ(たぶん)。そんで11月から「革もの」のお披露目。これも間違いなしなはずなんだけどなぁ(たぶん)。そんで次が「玉木新雌さん」の冬もの展示。ストールやら服やら。もうこれは外れなしね。そんで最後が器。うちの店がチョイスした作家の「合同器展」でフィナーレと。ま、予定は未定、人生はユルく迷いつつアソビある方が佳しの人間なので分かりませんが。それでは今日も裏腹な植物たちとともにお待ちしております。※ブリージアグッタータ 3750円+TAX
2014年9月27日土曜日
『おっぱいプランツ』
『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16~
『おっぱいプランツ』。彼女こそ、今回の『裏・そら植物園』の展示会が行われる引き金にもなった重要植物。そもそもこの世には、食べると本当におっぱいが大きくなる植物が存在する。それは「プエラリア」というタイの山岳地帯にいる植物。清順さんがそれに似ている、この「ステファニア」を「偽おっぱいプランツ」と呼んだことから一躍人気プランツに。ま、だから言って見ればこの子たちは「偽おっぱい」なんですけどね。僕自身、一昨年福岡で行われた『そら植物園』の展示でこの植物を一目見て好きになり。清順さんにお会いした時も「おっぱいプランツ」についてアツく語りまくりました。僕は勝手にこの塊根の部分から「おっぱい」を連想して、そう呼ぶと思っていたのですが、違ったんですねぇ。暑くなると「おっぱい」から(違うって)ハートみたいなかわいい葉っぱがにょきにょきっと出てきます。冬になると枯れて「おばあちゃんのおっぱい」(だから違うって)みたくなってしまいます。本当は小さめの「おっぱい」が欲しかったのですが、さすがに人気ものなので、“Gカップ級”しか入荷できませんでした。す、すみません。「おっぱいのために動かない男などいない」「みんなおっぱいが好きなんやな」とは清順さんの金言であります。※左・ステファニアロツンダ 12500円+TAX/右・ステファニアベノサ 15000円+TAX
2014年9月26日金曜日
哀愁漂う生けっぷり
『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16~
今回の展示会中、外の入り口にはオリジナルの鉢に盛られた多肉植物がたくさんディスプレイされています。これはすべて今回植物のメンテナンスを手伝ってもらっている、京町にあるお花屋さん『AYANAS』の寺原くんによるもの。鉢は前にポストした新鋭の作家・高木健多くん作。いわば『vertigo』×『AYANAS』のコラボ商品ですなぁ。…にしても、どうです。この色気と哀愁漂う生けっぷり。男性が生けるお花って、なんか“らしくて”好きですな。しかも鉢だって、写真じゃ伝わりにくいけども四角でなくて、なんとマル、○、まるーーー。作者健多くんによると、風船を利用して創ったとかなんとか言ってたなぁ。なんとまぁ新しい鉢でありましょうや。多肉は『そら植物園』のものではないので、鉢を含めて比較的お求めやすなっているかと。それでは見事な秋っぷり華金、みなさまをお待ちしております。※円柱鉢 3200円+TAX、四角鉢 2000円+TAX
2014年9月24日水曜日
“恋する惑星”植物
『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16~
さて。続いている『裏・そら植物園』ですが、そろそろ店主オキニの真打ち植物でもご紹介しましょうかね。南アジア原産の「フィルミアナ・コロラータ」です。どうですどうです。この惑星みたいなゴツかわ剥き出しフォルム、にしてどうにもおもちゃみたいにソリッドな葉、そんでカクテルみたいにキュートな名前。たまんなくないですか。写真じゃ伝わり難いですが、体長35センチくらい。珍しいわりに案外育てやすいとうわさのこの子。なんかもうかわいくてかわいくてですね。今回数ある「裏・そら植」のなかでも一日一回は自然と目が合う(ってこの子に目があるのか謎だけども)まさしく“恋する惑星”植物。売れなきゃ個人的に引き取ろうかなぁ…と日々趣味丸出しに手入れを怠らない店主なのであります。※フィルミアナ・コロラータ 5900円+TAX
2014年9月23日火曜日
雑記(取材とかについて)
最近よくひとから「いつも展示会をされていますよね。すごいですね」というようなことを言われる。でもその実、ひとが来ているかというとそうでもなく、だからまぁこういう文章も書けているわけで、正直いうと展示会によっては「うーん」という場合も少なくない。いや、ひらたくいうと、数字が取れないことも多々ある。というか、何より歯がゆいのは、こちらが思っているほどその商品の素晴らしさとか熱が伝わっていないのでは・・・ということだ。その想いをなんとか伝えようと、展示会のたんびに自分でDMを創ったり、あるときは映像を撮ってPVを創ったり、日々Facebookで更新したりするのだけども、どうも「伝わっている実感」が少ない。ずっしりと腹に来ない。これはやる側からすると本当にこたえる。萎える。いじける。そうやってビールの空き缶とワインの空き瓶が毎日毎日増えていく。まぁまだお店も一年目なので当たり前かもしれないけど、そろそろ「打ち出し方」を考えなければいけない時期かもしれない。
「打ち出し方」といえば、そりゃまぁ取材についての話になるのかもしれない。オープンして、いくつか取材の話が来たけども、なんとかお断りしてきた。し、一度は地方のテレビの取材がなかば強引に入ろうとして、まさに突然目の前にカメラが回り始めたけど、それもなかば強引に蹴った(でもあれはとても失礼な取材方法だったといまでも思うし、いかにもテレビだから出ればいいじゃん的なノリに腹が立った)。結構友人とかお客様にも取材を受けないと公言してきたので、たぶんそれなりにそれなりな思われ方をしているのだろうなぁとぼんやり思う。
ただ、ここでしっかり書いておくと、僕もこの仕事の以前は編集、ライターをやっていた人間だ。つまり取材を打診し、行う側だったということ。いろんなパターンの仕事があるけども、どうしてもどうしてもしたい仕事、やりたい企画、巻き込みたい人々、ということに対してはその熱を伝えようとあれこれやってきたし、ダメなら口説こうと何回も何回も通ってそのひとや店を好きになった。人に何かを伝えるのが仕事ならば、まずはその熱を相手に伝えて理解してもらうのが仕事のはじまりじゃないのかなぁとぼんやり思うのだ。これを傲慢と取るか頑固と取るか、そりゃそうだ当たり前に普通の話じゃんかと取るかはそれぞれだろうけども、僕には至極当然の話のように思える(そういえばいま展示会をやらせてもらっている『そら植物園』の清順さんも同じようなことを言っていたから嬉しかった)。といって、ただただ取材を受けたくらいでそうそう変わることもないのが結局は事実なのかもしれない。そこももしかすると取材をしていた側の人間なので、過度に何かを期待しすぎなのかもしれないなぁとも思う。
でもまぁとにかくそんな頑なことを言っていると難しいこともあるということだ。わざわざひっそりとひとが集まらないような方法を取っているのだからそれは当たり前だ。その辺のバランスはとても難しい。それはあたかも、最初に煌びやかで確かな志を持った尖ったロックバンドが、売れるためにだんだん分かりやすくメロディアスになっていき、当初の尖りがなくなり丸ーくなって最初のコアなファンがガッカリする…みたいな構図に似ているのかもしれない(最近リチャード・アシュクロフト率いる「the verve」の初期をよく聴いているのでそのことばかり考える)。ま、なんにしても大切なのは、大事なキーワードはきっと「伝えること」だろうと思っている。それだけは分かっているつもりなのだけど。
「美人さん」
『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16~
例えば清順さんのブログを読んでいると植物に対して普通に「美人さん」とか書いてあって、「ふうん、そんなものかな」なんて思っていたのだけれど、今回の展示でなんとなくそれが分かる気がしてきました。たしかにまったく同じ種類の植物がいくつかあっても、不思議とそれぞれ容姿や表情が違っていて。それは言って見れば、猫や犬と一緒かもしれません。ほら、たまに妙に色艶っぽい猫っているでしょう。どうも植物にもそれがあるようでして。「…だからなんだよ」と言われれば、そりゃまぁ、なんでもないのですが、動物や植物を飼う意味のようなものがもしもあるとすれば、その辺に関係があるようなないような気が個人的にしているんですよね。「他者との出会い」というか。そんなこんなで本日祝日。“グロかわ”な植物たちとみなさまをお待ちしております。※エケベリア 4200円+TAX
2014年9月22日月曜日
ぷにぷにっ子
『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16~
じゃあ少しずつ植物たちをご紹介していきましょうか。なんだか「よもぎもち」のような、はたまたスライムのような、このだぶついた子。実際触ってもぷにぷにしてるこの子は『翠冠玉(すいかんぎょく)』といって、どうやらサボテンの一種のよう。調べてみるととても面白いのは、実はサボテンのくせしてあのトゲトゲがなく、そのかわりに毛を出すんだそうです。左の素鉢の方、白いの見えますか。これ、なんと毛なんですよね。うまく育つと毛が“もわっ、ぼわっ”となって、白い毛でもしゃもしゃになるみたいですね。アメリカの先住民たちはこのサボテンの種を薬として用い、なんかアヤシい幻覚作用があるとかないとか。まぁそんなこんなを抜きにしてもすんばらしくかわいい、ぷにぷにっ子です。※スイカンギョク(オリジナル鉢:3600円+TAX 素鉢:1600円+TAX)
2014年9月21日日曜日
見れば見るほど
『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16~
はてさて。季節もどうやらすっかり秋めいて来ましたね。『裏・そら』の植物たちの意匠も最初とちょっと変わったのがお分かりでしょうか。京町にあるお花屋さん『AYANAS』の寺原君の力を借りて植木鉢を全部替えてみました。うーん、やはりプラの鉢とはずいぶんと趣が違ってきますな。そもそも植物たちの表情が変わっちゃいます。もうほんとに珍しい植物たちがたくさん来ており、見れば見るほど、目を凝らせば凝らすほど、その植物たちひとつひとつの細部が分かってきます。ので、狭い店内ですが、ぐるぐるぐる、じろじろじろ、うわっうわっうわっ(グロいの見て驚いてるところ)やりながら、とくと『裏・そら』の旅を愉しんでほしいと思います。はてさて。それでは日曜日なので、カエターノ・ヴェローゾ&ガル・コスタの『ドミンゴ』なんぞでもかけながら、みなさまを気怠くお待ちしております。
2014年9月20日土曜日
若きか細き漢(おとこ)
『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16~
今回の『裏・そら植』展示会、ただただうちの店も指をくわえて待っていたわけじゃあありません。なんと、オリジナルの鉢を創ったんです。ざらざら、ゴツゴツした武骨さがありながら、どこかしらシャープなライン。だがしかし、決してくっきりきっかりとデザインの枠に押しはめるのではなく、できるだけ偶然の力やその時々の流れも考慮する。ああ、我ら自然とともに歩まんジャパニーズ…。創ってくれたのは新鋭の作家・高木健多くん。器のみでなく、さまざまなモノのデザイン、制作を手がけていくであろう、vertigo期待の若きか細き漢(おとこ)であります。入り口にずらりと並んだ彼の鉢に『そら植』の植物を植え替えることも可能です。これまでのうちの店のラインナップを気に入ってくれていたひとは、必ずやグッとくる作品じゃないかと勝手に自負しているのですが。はてさて。いかがでしょうかねぇ。※アロエディコトマ 3300円+TAX(鉢入り価格)
2014年9月19日金曜日
「未来少年コナン」
『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16〜
…ということで、これが『そら植物園』の西畠清順さん。DMにも使われている写真です。トレードマークのもしゃもしゃ髪(ちなみにパーマだそうです)、つぶらもつぶらな綺麗な瞳、写真のようにほんとに植物とお話ができそうな(たぶんまじでできると思う)いってみれば、まるで「未来少年コナン」のようなネイティヴフューチャーな快男児。実を言うと、うちの店をオープンしたときからこの『そら植物園』の展示を行うことは夢というか目標でした。一昨年に福岡の「イムズ」であった『そら植物園』展にももちろん行って「おっぱいプランツ」(というのがあるんですよ)を買ってきましたし、『そら植』が入った東京の『代々木ビレッジ』にももちろん足を運びました。ということで今回、オークス通り沿いの『モリコーネ』のリニューアルのお話を通じつつ、実際この企画が持ち上がって、東京で清順さんにお会いしたとき、そりゃあ熱く熱くそのことを語りました。偶然にも清順さんは以前、九州新幹線が開通する時の桜の企画で南阿蘇にて面白い出会いがあったらしく。熊本には縁というか、好印象をもたれていたんです。しかもすぐに熊本に来るという奇跡のスケジュールもあって。まぁそんなこんなの流れから今回の企画は動きだしたというわけでして。
“プラントハンター”の称号
『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16〜
天上からアヤシ気な植物たちがグロかわいくぶらさがり、ようやくディスプレイも落ち着きつつあります。ご来店いただいたお客様からも「…お、なんかやっぱ店内『ナーセリー』っぽいかをり??」などとご好評いただいております。さて、では今回お世話になっている『そら植物園』の簡単な説明でも。『そら植物園』というのは西畠清順さんというひとのプロジェクトで、そもそもこの清順さんは幕末から150年続いている花と植木の卸問屋である『花宇』の五代目。そもそもこの『花宇』は先代から珍しい植物を扱うのが特徴のひとつだったそうですが、清順さんはそれに飽き足らず。日本全国、世界中を旅し、珍しい植物を見つけては集めつつ販売。“プラントハンター”の称号を得て、現在では植物を使ったさまざまな企画やプロジェクトを展開しているというわけです。僕はご本人にもお会いしましたが、とても熱くて鋭く、何より植物に対する愛があって、でもそれだけじゃなくて根本になにか”怒り”のマグマを持った、プライマルでスペシャルなひとでした。今回はさまざまなご縁があり、このプレエキシビションのため“裏っぽい植物“を清順さんに選んでもらったのです。
2014年9月16日火曜日
“グロかわ”
『裏・そら植物園から始まる旅』2014.9.16〜
さてさて。本日からであります。『裏・そら植物から始まる旅』。略して『裏・そら』。『そら植物園』の清順さんが世界中から集めてチョイスしたグロくてかわいい、略して“グロかわ”な珍しい植物たちが100鉢以上届いています。正直、昨日届いたばかりでディスプレイなど諸々追い付いていないのですが、こうしてパシャりと撮っただけでも“グロかわ”さが伝わるのではないでしょうか。本日から始まるプレエキシビションから、いわゆる“表”のエキシビション『そら植物から始まる旅』が行われる『TSUTAYA MUSIC CAFE MORRICONE』のリニューアルオープン(10月1日)まで。植物好きなひとたちはきっとほくほく顔でいられるはずです。いやぁ秋ですね。それではみなさま、爪の間に土を詰まらせながらも店主、お待ちしております。
2014年9月15日月曜日
『裏・そら植物園から始まる旅』
『裏・そら植物園から始まる旅』 2014.9.16〜
『そら植物園』。それはある漢(おとこ)の壮大なるひとつのプロジェクト。
「ひとのこころに木や苗を植える」こと。「植物からこの世界を垣間みて、何かに気づかされる」こと。「植物たちを決してファッションのみに捉えず、お互い共有・共存し合う」こと。西畠清順という人が、世界中を駆け回って集めた珍しい植物たちとともに行っているさまざまな試みは、いま世の中で注目を集めています。そんな『そら植物園』が10月にオークス通り沿いの『TSUTAYA MUSIC CAFE MORRICONE』にやってきます。そのプレエキシビションとして、アヤシくてグロい、でもだからこそちょっと引き寄せられる珍しい植物たちを、清順さんご自身に選んでもらいました。題して『裏・そら植物園から始まる旅』。どうぞみなさま、アヤシい植物の旅を愉しんでください。
…ということで、これが今回の展示会のDMです。雑誌『九州の食卓』のイラストでも活躍中の上妻勇太君による渾身の素晴らしきイラスト&デザイン。いやぁ、力入ってます。清順さんがアヤシい植物に何かを語りかけてますね。展示会は明日からですよ。どうぞよろしくお願いします。
「チアグマブレス」
すっかり秋めいた日曜日。みなさまいかがお過ごしでしょうか。誕生日あけのこの日、僕は完全に二日酔い気味ですが、頑張ってこの原稿を書いておりまする。はい、これが巷でウワサのポケファスニューアイテム、「チアグマブレス」であります。カラーはホワイトとブラウン。刺繍されたチアフルなクマたちが所狭しとボンボンを振りまくり、みなさまの腕を人生を応援します。…うん、分かってますよ。売れ筋な商品では無さそうなのは。でもこういうのって、ひねくれものの店主としてはどうしても取り扱いしたくなるんですよ。来年の生産があるかどうかもわからぬ、このギリギリなブレスレット。お値段は3300円+TAXでございます。ひねくれもの同志なみなさま、どうぞよろしくお願いしまする。
2014年9月13日土曜日
にょ?
ネコレス(以下レ)「…なんか近々『vertigo』で植物の展示会するらしいにゃ」
チビくま(以下ビ)「へ? なんでまた。ぺろぺろぺろ」
レ「それが、なんとあの『そら植物園』の展示会らしい、にゃにゃにゃにゃにゃーーーー!!!!! ガルルルルルーーー!!!!!!(アニマル浜口モード)」
ビ「ええええ!!!!! そ、そらしょくぶつえん??・・・それってなあに?(…うーん、秋めいてるからガリガリ君じゃなくてバニラ系にすればよかったよ)」
レ「し、知らないの!!!『そら植物園』といえば、“プラントハンター”つって世界中の珍しい植物を集めて販売してる清順さんがやってるプロジェクトでしょーが。糸井さんの『ほぼ日』みてみろってんだ。南阿蘇にもたまに来てるってんだ。にゃ?」
ビ「あー、なんか聞いたことあるあるあるー。『情熱大陸』に出てた、あたまカリフラワーみたいなパプアニューギニアなひと。にしても、なんでまたそんなところを長嶺と保田窪の狭間にある小さな店が???…ぺろぺろれろれろ」
レ「ええと、まぁいろいろあるらしーんだけど、それはおいおいアナウンスされるんじゃ。なんかオークス通りの『モリコーネ』と関係あるらしいにゃ」
ビ「あー、なんか10月にリニューアルするっていう。11月にはピーター・バラカンさんも来るとウワサにょ?…にょ?ってなんなのよ」
レ「うん、とにかく、なんか楽しみだにゃー。ふふふ」
…はい。ということで、そうなんです。次の展示会は『そら植物園』です。それも題して『裏・そら植物園』。なんで「裏(うら)」なのか。なんかやましいのか?はたまたなんかエロいのか?その辺もおいおいポストしていきますにゃー。それでは今日もお待ちしておりまする。ふふふ。
2014年9月12日金曜日
流木
ただいま店内のメインテーブルはこんな感じ。前回展示会をさせてもらったgajuさんのシルバーのアクセサリーをもうちょっとだけ置かせていただいております。gajuさんといえば海、ということで、天草から流木を持ってきてはディスプレイ。gaju作シルバーたちもなんだか喜んでいるようでございますよ。展示会で買いそびれた方、ぜひいらしてくださいね。実は次の展示会ももうすぐです。ぜんぜん準備追い付いてませんが。ええと、次回は「植物」。それもただの植物じゃなくて…いやはや、ほんと楽しみです。
2014年9月10日水曜日
一生懸命ボンボン振られると
いやー、どうも最近疲れが取れない。この夏はそんなに暑い陽を浴びてもないのに、だるい疲れが後から後から攻めてくる。呑む前にウコン呑んでもやや効かず、酒を呑みながら水を呑みごまかしてもどうにもそんな自分がいやになる…。とまぁそんなお疲れ気味なあなたのために(ってもちろん全部僕のことですが)、はい、「チア柴バッチ」。ほらほら、この「はっ」とした顔で一生懸命ボンボン振られると「やれやれ」といいながら、今日いちにち乗り切れそうではないですか。ぜひデスクの脇に置き飾っては、会社の同僚に笑われてください。…あ、でも若い女の子には必ずやウケますけどね。ふふふ。
2014年9月9日火曜日
発酵と腐敗
いやー悪そうですね。なんつってもクマの顔がお面みたく浮きだってますんでね。はい。「ポケファス」の「クマ菌バッチ」です。あまりに人相が悪いためか、新入荷してからこの子たちだけ、どーもうまくスタートダッシュが切れてません。ので、敢えてポストしてみました。いま世の中を騒がせておりますさまざまな菌ですが、ほんとはみんな敵じゃなくてですね。鰹節とかチーズとか食べ物に使われてる良い菌もいるんですよね。だから言い換えると白のバッチの方は「善玉菌クマバッチ」でしょうかね。みなさん、菌だからって怖い怖いと毛嫌いしないでくださいね。ほらほら、よく言いますよね。発酵と腐敗は紙一重。ま、いってみりゃ、おすぎとピーコ。…ん? いや、それ違わなくね? ま、いいですね。すみません。それでは今日もお待ちしております。
2014年9月8日月曜日
ショーケース
さて。久方ぶりの更新となってしまいましたが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。店主は東京へ出張にいったりとなかなか忙しい日々を過ごしておりました。休み明けのポストはやはり「ポケファス」から。なぜかショーケースを設けつつ、新作を含めたコーナー展開をしております。いやー、たまりませんね。前から「ポケファス」でショーケースを埋め尽くしたかったんですよね。福岡でもここまでの取り揃えはないと一部で(ほんと小さな小さな一部ですけど)ウワサの「ポケファス」バッチ。ちょっとここ一時は彼らのポストを続けていきましょうかね。
2014年9月2日火曜日
お知らせ
さて。ガジュラーの方々。シルバー好きな方々に朗報です。gajuさんの展示会は終わり、ディスプレイはなくなりましたが、シルバーの商品をもう少しばかり引き続き置かせていただいています。展示会中にお店に行けなかった方々は、ここぞとばかりにいらっしゃるのがよろしいかと。・・・もうひとつお知らせですが、明日から9月の7日まで、出張やらなにやらかにやらでお休みをいただきます。「なんだあの店主、展示会やら夏やら終わったと思ったら、もうバカンスかい。フランス人かってんだ。ケッ」なんて思わないでください。ほんとはイカの手か足かを借りたいほど、こう見えて忙しいんです。次にはなかなかデカいビッグプロジェクトも控えております。うちのお店の展示やら企画を楽しみにしている方々(というかそんな希有なひとがいればの話ですが)もう少々お待ちください。必ずや愉しい秋をみなさまにお届けします。…たぶん。(photo:新川芳朗)
2014年9月1日月曜日
Autumn Leaves
ぽつねん…。盛大で広大なる展示会も終わり、雨ばっかりで洗濯物が乾かない奥様泣かせの夏休みも終わりを告げ。といいながら、ひさびさに学校に行ってみんなに会うのは嫌いなほうじゃなくて。なんだかんだいってオレって人好き?寂しがりやさん?だったら親になぜか感謝したくなるこの夏休み明け。なんだかなぁと思いながら、ひさしぶりにチェット・ベイカーの甘ったるくて温度のある歌声を聴きたくなって、レコード探すけど、いつものようにそれは見つからず。しょうがないから口笛を吹いてみると、ん?なんだっけ、自然に出て来たこの曲…ああそう「枯葉」。Autumn Leaves。そろそろあのカーディガン出さなきゃ。ほらほらどっかから香ってきたよ、金木犀の匂い。ほんと、とろけちゃうね、この香り。きゅんときちゃうね、このむせる感じ。そうやっていつも俺っちの秋は静かに始まるのさ。…ということで、展示会は終わり、gajuディスプレイはなくなりましたが、シルバーたちはもう少しいますし、ポケファスたちもいますんで、お暇ならきてください。※チビ当たりクマバッチ:1900円+TAX
2014年8月31日日曜日
最終日
『gaju silver Exhibition 2014.8.17(sun)~8.31(sun)』
gajuさんのシルバー展示会も今日が最終日です。ひとまず、来ていただいた方々、そして買っていただいた方々、本当にありがとうございます。今回足を運んでいただいた方々の多くはgajuさんが長年やられているワークショップの生徒さんであったり、ドレスやウェディングボードを創ってもらった方であったり。ひとくちに言えば、実際のgajuさんを知っている方々も多かったと思うのですが、そこがさもありなん、というか。ご本人を知ると、これまた作品の魅力がぐっと増して深くなるのがgaju作品の面白い所かと。あっけらかんとしながらも深い情熱と慈愛と海のような生命力と。もちろん最終日の今日はご本人が在廊されていますし、年末には毎年恒例の、一度経験したら病みつきになる“gaju初体験”にもってこいな干支のワークショップもされているので、詳しくはHPをチェックしてみてくださいね。それでは最終日、シルバーとともにディスプレイされた作品たちとともにみなさまをお待ちしております。http://gaju.biz(photo:新川芳朗)
2014年8月30日土曜日
痛みや弱み
『gaju silver Exhibition 2014.8.17(sun)~8.31(sun)』
いよいよgajuさんの展示会も今日と明日の二日です。ともにgajuさんご本人が在廊いたします。ここで今更ながら、いまいちど個人的なgaju作品の魅力を書き記しておくと、それはただただ「かわいい」というだけではないこと。ちょっと武骨であったり、濁っていたり、剥き出しであったり、グロテスクであったり。きっとそこには作家自身の痛みや弱みのようなものが含まれているのでしょうが、そここそがとても美しく映るのです。少なくとも僕には。というか、それはまるで自分の醜い部分や欲望を映し出しているかのようでもあり、とても不思議な心持ちになるのですが。彼女には本気で「ガジュラー」といいたくなるほどに幅広い年齢層の熱狂的なファンがたくさんいますが、きっと彼女たちはそういう部分を皮膚感覚で感じているのではないでしょうか。いや、分かりませんけども。とにかくまだ“gaju未体験”の方、この機会を見逃すと本当に後悔すると思いますよー。ぜひお見逃しなく。※48000円+TAX(photo:新川芳朗)
2014年8月29日金曜日
看板
『gaju silver Exhibition 2014.8.17(sun)~8.31(sun)』
今回のアクセサリーのなかでもちょっと奇異の輝きを放つ“食べ物シリーズ”。アスパラととうがらしのシルバーネックレス。にんにくや小さいアスパラもあったんですが、ソールドしちゃいました。ちょっと萎れたとうがらしの感じがかわいくて仕方ありません。シルバーを惜しげも無く使ったボリューム感のあるアスパラは、とっくりセーターに合わせたい感じ。…それにしてもこういう具体的な対象作品を見ればみるほど、造形作家としてのgajuさんの基礎体力というか基本能力がわかると思いませんか? 「やっぱ看板しょった、これで食ってるプロはすげぇな」とはっきり感じます。というか、ぜひそう感じてほしいのです。そこの線引きをしっかりと世に示していくのも、僕ら店側の大切で重要な役割じゃないか。そう、幾分本気に僕は思っているのです。※アスパラ:32000円+TAX、とうがらし:12000円+TAX
2014年8月28日木曜日
記憶のピン
『gaju silver Exhibition 2014.8.17(sun)~8.31(sun)』
gajuさんの展示会もいよいよ残すところあと4日です。今日は定休日ですけど、もちろんお店を開けますからね。まだ観に来ていないひと、お待ちしております。ということで、もう一度、今回だけの、一回こっきりの“時の不可思議”ディスプレイをポストしておきましょう。それにしてもgajuさんの作品にはいずれも現在と過去、一瞬の時と永遠とが交錯している気がします。きっと作家は自らの記憶を自らの記憶のピンで刺して封じ込め、大切な箱のなかに仕舞っているのでしょう。その箱をふいに開けてはこねこねと創作したりする。そしてgajuさんの場合はきっとその記憶が天草は牛深の深い深いあの永遠なる海に繋がっている…。さて、ディスプレイに使われているユーカリの葉はいい塩梅に朽ち、柿の実もいよいよ熟れて、そろそろ落ちんとしています。終わりは確かに近づいているのです。ぜひこの時と空間を、いま、体験してほしいと思います。(photo:新川芳朗)
2014年8月27日水曜日
天使の羽ピアス
『gaju silver Exhibition 2014.8.17(sun)~8.31(sun)』
今回のgajuシルバー展示会、リングやネックレスだけでなく、ピアスもあります。写真のものはうっとりするほどキュートで目を細めたくなるほど精巧な天使の羽ピアスでございます。うーん、かわいいですねぇ。いや、飛んでますねぇ。なんかもうすでに秋めいてるこの8月末。こんな素敵なピアスを眺めては、ちょっとモヘアっぽいセーターとかアースなカーディガンが浮かぶ店主でありまして。ピアスには他にも陶と組み合わせたものもあります。大きさもかたちもさまざまで、なかにはイヤリングに変更できるものもあるので遠慮なくご相談くださいね。さてさて。本日はgajuさんご本人が在廊の日でございますよ。作家と直にお話しできることなんて、そうそうないので、気になる方はぜひお越し下さいね。※12000円+TAX(photo:hisatomo.eto)
刹那gaju的
『gaju silver Exhibition 2014.8.17(sun)~8.31(sun)』
今回展示されたリングのなかでもいちばん濃密で濃厚なボリュームと質感をもったタイプがこれ。シルバーと陶と真鍮とがひとつの小宇宙のなかに埋め込まれ、他に無きまたと無い一体感を産み出しては、あなたの指を刹那gaju的に彩ります。重そうに見えますが、陶が入ってるのでかえって軽いのもポイントです。限りなく純正に近いシルバーは使えば使うほど、つければつけるほど、自らの油でしんなり馴染んでははんなりと優しく光り、きっと生涯の友となってくれるはずです。もし。もし欠けたり、なにかがあったとしたら、熊本在住の作家gajuさんが優しいメンテナンスを施してくれるでしょう。※38000円+TAX(photo:新川芳朗)
2014年8月25日月曜日
だ、か、らー。
『gaju silver Exhibition 2014.8.17(sun)~8.31(sun)』
クマ殿(以下殿)「…ねぇねぇ、vertigoのgajuシルバー展もう行った?」
ネコレス(以下レ)「ううん。てゆか、そもそもあそこ、ちょー場所わかりづらくにゃい? だいたい保田窪か長嶺かもわかんにゃいし、なんせ看板にゃいし」
殿「ばっかじゃね。あるよ。小さいの。だ、か、らー。何回も言うけど、鉄工団地の近くで隣が美人姉妹のクッキー屋で、店は緑のテントなの。郵便ポストも店の前にあるらしーよ。…それよか、展示、ガチすげーよ。なんか手とか足とか天上からガチぶらさがってっし。シルバー、ぱねーしかっけぇし。シルバーと陶が一緒になったやつとかそりゃもう」
レ「…てか、がじゅって、おとこかにゃ?」
殿「だ、か、らー。こないだも言ったっしょ。おんなじゃね? おれも見たことねーけど。熊本空港の発着んとこにデカい人形が何体もあるっしょ 。カトウキヨマサとかのやつ。なんかあれ創ったひとらしーにゃ。・・・てか、“にゃ”うつってっし!!!」
レ「へー。展示、やっぱ見に行こっかにゃ。・・・てゆか、どして展示会の告知なのにうちら出てんのかにゃ?」
…はい。ということで、gajuさんの展示会の途中ですが、いよいよ「ポケファス」ピンバッチの新作が入荷しましたので、お知らせいたします。クマ殿、ネコレスの他にもいろいろたくさんとぼけたの入荷してますよー。gajuさんのシルバーも徐々にちらほら減ってきてます。どうぞみなさま、共にお早めによろしくお願いします。
2014年8月24日日曜日
“ごつカワ”
『gaju silver Exhibition 2014.8.17(sun)~8.31(sun)』
さて。造形作家gajuさんのシルバーの展示会も今日でいよいよ折り返しです。みなさまお楽しみいただいていますでしょうか。まだ未見の方。リング、イヤリング、ネックレス…これだけたくさんのgaju“ごつカワ”シルバーが並ぶのはそうそうありませんよ。や、てか、これから再びまたやるかどうかもわかりませんよ。いやいや、ていうか、それは今回のこのシルバー展の行方にかかっているというわけでして。ぜひぜひこの日曜日、保田窪と長嶺の狭間にある当店におでかけください。ということで、今日も作家gajuさん在廊、そして今回のDMのモデルでありシンボリックな“ごつカワ”羊さんとともにみなさまをお待ちしておりまする。(photo:hisatomo.eto)
2014年8月23日土曜日
gaju指紋
『gaju silver Exhibition 2014.8.17(sun)~8.31(sun)』
gajuのリングには正確な大きさの号数というものはなく、それぞれ、「うわ!」とか「はっ!」ときたものを、自分の指に試してみてはぴたりと来るものを探す…という感じになっています。正確な号数で創ることもほんとはもちろん可能なのですが、やはりこねこねコネコネのハンドメイド、なかにはわざとgaju指紋が付いたものもあるくらいの手作り感。正確な号数を取るよりか、己の手でひとつひとつ創った気持ちを互いに分かちあいたいという、創り手としての強い想い。そして号数がないからこそ成し得る“運命の出会い”のようなものをしかと感じてもらえばと思うのです。でもサイズ感は男性から女性までいろいろ揃えてありますからね。…そういえば先日も若くてかわいい女性のお客様がおっしゃっていましたが、意外とレディースもののリングでゴツくてかわいいやつがないみたいなんですよね。そこで泣く泣く安いアジアものに走ったり。でもgajuリングならばそこもくっきりきっかりクリア。ちょっとゴシカルで、でもまっとうにキュートなこの感じを喜んでくれるひとはたくさんいるはず。なんですが。ということで、今日、明日はgajuさんご本人が在廊しますよー。みなさま、ぜひお越し下さいませ。※18000円+TAX
2014年8月22日金曜日
案外いけるんじゃん、これ
『gaju silver Exhibition 2014.8.17(sun)~8.31(sun)』
「なんだかやっぱり海を感じるわ」「欲しいシルバー多すぎて選びきれません」「ちょうど陶が好きな方への贈り物を探していたので嬉しくて」「え、gajuって女性だったんですね」「てか、昨日行ったら店定休日だし」…などなど多くのご意見をいただいている今回の展示会ですが、みなさまいかがでしょうか(最後のご意見に関しては本当にすみませんです)。あと、店主の僕からひとつ感じるのは、買っていかれるお客様の年代の層が幅広いこと。そして男性も多いこと。そうなんですね。gajuさんのアクセサリーは性別、年齢も問わないのだなぁと。これはなかなか素晴らしいことだなぁと。ていうか、これ、簡単に言いますが、なかなか難しいことなんですよね。特に身に付けるものでそれを成し遂げるには、創り手側がなんらかの壁を突き抜ける勢いとそれに見合ったセンスがなければきっとできないことかと。ということで、みなさま、ひとまずお店に来てみては、実際に試し付けしてみてくださいね。「…あら、案外いけるんじゃん、これ」みたいなことになること請け合いでございますので。※15000円+TAX
2014年8月20日水曜日
シルバーと陶
『gaju silver Exhibition 2014.8.17(sun)~8.31(sun)』
ええと、今回のシルバー展において、造形作家gajuとしての新たな試みといえば、シルバーと陶の融合ということになるかと。シルバーのみのアクセもあるのですが、シルバーと陶、または真鍮が嵌め込まれた、かなり珍しい作品群があるのです。これはほんとその眼で見てほしい逸品です。やはりシルバーってどうしても冷たい感じというか、ほんとはひとつひとつゴッドハンドで手作りされてるのにそう見えない感じがあるというか。まぁそれはそれでいいんですけども、より暖かみやひとの温度、やっぱ打ち込みもいいけどアコースティックサウンドに戻りますよね細野さん、みたいなものを感じる作品になっているかと。…でも今書いててふと思ったんですが、この作品はきっと作家がまだ初期の時には創れなかったものかもしれません。作家として紆余曲折あり、いろんな経験とキャリアを経たからこそ到達した独特の丸みというか、次ステップな清々しさを勝手に感じるのです。綿々と繋がる過去、だからこそある現在、そして動かない“今ここ”。めくるめく出会いの偶然と必然。・・・ほらほら、やっぱり知らないうちにgajuの永遠のテーマである“時の経過の不可思議”に吸い込まれてるじゃないですか。…ということで、本日はご本人のgajuさんがお店に在廊しますよー。ぜひぜひお越し下さい。※左:22000円+TAX、右:8000円+TAX
2014年8月19日火曜日
造形作家の看板
『gaju silver Exhibition 2014.8.17(sun)~8.31(sun)』
今回のシルバー展、おすすめな子たちはたくさんいるのですが、個人的にまずはこのあたりかな、と。木をモチーフにしたちょっとナチュラルゴシックなリング。アジアンでもなく、かといってもヨーロピアンでもなく、じゃあどうなんだと言われれば、そりゃもう天草は牛深生まれのガジュ風としかいいようのないこの独特のテイスト。どことなくエキゾかわいくって好みっす。純度高しのシルバーな粘土をこねこねしては造形し、窯で焼いた後、ブラッシングして光沢を出す。それでフィニッシュかと思いきや、一度燻してわざと黒みを入れ、そこからまたブラッシングして陰影をつけていく。…ってかなりの手間暇。なにより型を使わずに一点一点手で造形して創り出すその技術。造形作家の看板を掲げ誇る彼女だからこそ、成し得るシルバー作品と言えましょう。※20000円+TAX
2014年8月18日月曜日
天啓のような閃き導き
『gaju silver Exhibition 2014.8.17(sun)~8.31(sun)』
さてさて。展示会初日に来ていただいたみなさま、ありがとうございました。なかなかすごい盛況で店主ちょっとたじろぎ、思わずレジなんぞを打ち間違っちゃいましたが、そうもいってられませんでね。ええと、ひとまず詳しいディスプレイはこういう感じ。シルバーが盛ってあるのは以前gajuさんが展示のために創ったドア、DOORなんです。なぜか手とかいろんなものがくっついちゃってますが、DOORです。gajuさんのアトリエに行って、今回の展示についてああでもないこうでもないしている時、天啓のような閃き導きがあり、これをディスプレイに使おうとなったわけです(ちなみにこのDOORも売り物ですからね。気になる方はお尋ねを)。この上に、同じものがふたつとない、すべて型取りなしの、gajuのこねこねコネコネ手作業から産まれたシルバーが150以上あるわけでして、もうこれは出会いも出合い。運命は天命。拉麺は宗運。ひとまずはこの果てしなく広大なシルバーたちとの出会いの旅を思う存分愉しんでいただきたいと思うのです。…しっかし、そこの奥さん。最近150個とかなんか作りました? オレ最後に皮から餃子作ったのいつだっけなぁ。それも150は作ってないような…。うん。そんなことをちょっとでも想像してもらうと、今回の展示の凄まじさ、gajuさんの血走り本気度合いが少しは分かってもらえるかと思うんです。
2014年8月17日日曜日
ボタニカルでデカダン
『gaju silver Exhibition 2014.8.17(sun)~8.31(sun)』
造形作家gajuさんのシルバーの展示会初日。ボタニカルでデカダン、ちょっとオカルティック、でもどこかしらガーリーでキュートな、とにかく凄まじい世界観のなかに約150点程のシルバー作品が展示されております。…実は昨日、突然gajuさんが柿の木とユーカリの枝を大量に店に持って来ては、わしわしと束ね始めまして。それがディスプレイの始まりだと気づくのに数分かかってしまったこの店主でありますが。いやはや、「創り手の世界観の提示」に圧倒されるばかりです。というか、商品、モノを売るだけではなくて、そのひとのなかに存在する、小さくて果てしなく大きい世界観を丸ごと受け止めてもらう。いわば「場をわたしに変えてしまう」こと。そのことの凄まじさ、エネルギーのほとばしりを知りました。そして何より、gajuの永遠のテーマである“時の経過の不可思議”。…店に入ると、天上からほんのりと流れ香る草木の匂い。時が経っていつだかにこのシルバー展を想い出す時、きっとあなたはそんな草木の香りとともにあるはず。そうなのです。もう店に足を踏み入れた時から、そんなgajuワールドは始まっているのですね。ということで、初日、そんな不可思議な世界観のなかで作家gajuさんとともにみなさまをお待ちしております。
2014年8月16日土曜日
『gaju silver Exhibition』
『gaju silver Exhibition 2014.8.17(sun)~8.31(sun)』
漆黒の闇からぼんやりと幻想的に浮かび上がる銀色の迷える仔羊…。造形作家gajuが手がける、初めてのシルバーエキシビションの開幕です。リング、ピアス、ネックレス、ペンダントヘッド…などなど、“時の経過の不可思議”をテーマに、時にキュートでgirly、そして母性という大海を旅しているかのように大自然的で、同時にどこかしら魅惑的で艶やかなる“gajuの小宇宙”。ぜひ、そんな世界に触れてみてください。…はい。ということで、明日からまたまた新たな展示会が始まります。“熊本にgajuあり”でおなじみの造形作家gajuさんの初のシルバー展でございます。パチパチパチーー。とにもかくにも、まずは見てくださいよ。アクセサリー展だというのに、華やかさを通り越してしまった、このアヤシくも凛々しいDMを。カメラマン衛藤久朋くんによる、しかもgajuご本人チョイスの写真が冴えまくってます。とにかくディスプレイも含め、今回の展示は必見です。ってこれからセッティングするんですけどね。ですので、本日は一日中、店で展示会の準備です。ぜひ楽しみにしていてください。よろしくお願いします。
2014年8月15日金曜日
最終日。
『DayDreamDays Minoru Hiratani Exhibition 2014.7.28(mon)~8.15(fri)』
気がつけば展示会も最終日。いやー、とても早いものです。ご来店いただいた方、行こうと思っていたけど、お忙しくて行けなかった方、毎朝9時のこのポストを楽しみにしていた方、ありがとうございました。まだまだ足りなかった部分はたくさんありますが、平谷穣君というアーティストを少しでも知ってもらえる良い機会を作れたかな、と思います。またやりたいですね。やれるかな。やれるよな。お店というのは、みなさまの熱い声援あればこそですので、ぜひぜひ応援の方をよろしくお願いします。それにしても、このぬいぐるみたち、今日でいなくなっちゃいますよー。寂しいですね。気になっていた方はどうか一目見に来てくださいな。明後日からまた新たな展示会が始まるのです。慌ただしいですなぁ。…ということで、どうぞよろしくお願いします。
2014年8月13日水曜日
ひしひしと
『DayDreamDays Minoru Hiratani Exhibition 2014.7.28(mon)~8.15(fri)』
さてさて今回の展示会もいよいよ終わりに近づいてきました。みなさま愉しんでいただけたでしょうか。シュールでアーティスティックな平谷穣君の世界を完全に届けられたかは自信がないのですが、少しは伝わったかな、と思います。まだ観に来てない方、このハンドメイドのぬいぐるみだけでも観に来た方がいいですよ。もうすでにこの子たちがいなくなった時の不在感のせつなさをひしひしと感じている店主でございます。子どもってなぜかぬいぐるみが好きじゃないですか。あの気持ちが少し分かった気がします。いや、思い出したというか。…の割には写真がえらいことになってますが、まぁ悪しからず。展示は明後日の今週の金曜までやっておりますので、ぜひきてくださいね。よろしくお願いします。
2014年8月12日火曜日
美しくて恐ろしい世界
『DayDreamDays Minoru Hiratani Exhibition 2014.7.28(mon)~8.15(fri)』
今回の展示会のために宮崎のギャラリーからわざわざ送っていただき壁面にディスプレイされた大きな油絵。椅子に座った怪しげな男が純白の赤ん坊、あるいは子供を抱いています。ちょっとどこかしらデヴィッド・リンチのあの美しくて恐ろしい世界を思い出させるような雰囲気を持った画です。リンチと子供といえば、あのシュールで不気味なカルト作品『イレイザーヘッド』は自身が若くして子供を持ってしまった恐怖と不安をフィルムに焼き付けたものとされていますが、さぁこの油絵のテーマはなんだったのでしょうか。いずれにせよ、良い子の夏休みの芸術鑑賞にピッタリ…とはいいかねる油絵かもしれませんが、実物は確かで素晴らしいパンチとパッションがありますので、そこの良い子も「夏休みの友」(っていまもうないのかな)でも持ってぜひ観に来てほしいわけであります。※15万円+TAX
2014年8月11日月曜日
スピリチュアル
『DayDreamDays Minoru Hiratani Exhibition 2014.7.28(mon)~8.15(fri)』
DOLLのなかでもちょっとハイパーなスピリチュアル感さえ漂う、この精霊シリーズ。なんか手足長くて、個人的にこのシリーズかなり好きっす。ぼんやり眺めていると、どこかからジャンベだかの太鼓の音が聞こえてくるような。あのマッコイ・タイナーの冷たい霊感ほとばしるピアノが聞こえて来るような。いやいやちょっとスモーキーなエブリバディ・ラヴズ・サンシャインなロイ・エアーズのヴィブラフォンの鳴りが頭に浮かぶような。はたまたスペーシーで浮遊感漂うウェルドン・アーヴァインの…って、文字数稼ぐためにスピリチュアルと聞いて浮かぶ音楽を並べてるだけですね。すみません。でもほんとにこのシリーズは来る人にはビンビン来るので、ぜひ見に来てくださいね。さてさて展示会もいよいよ終盤であります。お盆休みのひとも多いのかなぁ。いいなぁ。僕はDOLLたちとともにみなさまをお待ちしておりまする。※オーダー制:3万円
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